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子のこころ 親しらず の話。

「私のお母さん、どこにいるかわかる?」
おとくは、寄り添えてなかった!ってビンタに感じたようだけど、(詳細は前話)
私はその子からその言葉を引き出すことができたことは、
おとくが十分に寄り添えていた証拠だとおもったよ。

子どもって、どんな親であったって、
親に愛されていたいって思ってる。その思いって、つまり親を愛してるんだね。
憎いと思い続けることさえも愛されたいからこそ生まれる思いだもの。

私のお母さん、どこにいるかわかる?

養護施設に預けられた子がそれを口にするのって、ものすごい勇気がいると思う。
いつか迎えに来てくれるって思い続けることは苦しい人生。
親が子を愛する気持ち以上に、子が親を愛する気持ちは強い…いや、深いのだと思うから。
小さな子の小さな胸を渦巻く気持ちを思ってなんだか私はズキズキじーんとしてしまった。

しかしさ、どの子のバックグラウンド(背景)も、その子本人を見るために保育士には伝えないという施設長さん。ほんとに素晴らしいね✨

私たち親もそう。
その子の背景や環境を理由にすることだらけ。
その子自身をよく見ることはほんと難しい。

先日買った本。
『12才までに身につけたい 時間の使い方』

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花まる学習会式 12才までに身につけたい時間の使い方

祖父が亡くなったばかりのうちの子どもたちに、
いまなら浸透しやすいかなと選んだ本。

●時間には限りがあること。【計画】
●誰かに世話してもらうことはその人の時間を使わせていること。【感謝】【自立】
●誰かのために自分の時間をつかうことの大切さ。【愛】

そのあたりを理解してもらえたらなぁ。と、少しずつ聞かせているところ。

ゲームばかりしてYouTubeばかり見て無駄な時間と大人が思うのは簡単。

でもね。無駄だと思う気持ちはちょっと横に置いて、
熱中するそのゲームのことを知ろうとしてみると、ものすごく熱心に教えてくれる。

説明はちんぷんかんぷんだったけれど、「そんなことできるのすごいね!」と返せば嬉しそうに笑ってもっと説明してくれた。

あぁ、子どもは私の知らない世界を持っていて、私には興味が持てない世界であっても、でもそれも親には応援されていたいのだよなぁとわかる。
子が親を想う気持ちは、深い。

それだけ集中できることがあることにも感心する。

と言いつつ私も最近、ながらで楽しめるclubhouseにハマって作業中や料理中やウォーキング中にずっと聴いてる。これ、同じだなw

ただ子どもと過ごす時間は限られてるから、clubhouseを理由に減らしたくはないと思ってる。

そう。要は優先順位なんだろうと思う。

何が大事な時間か、何をその次に持ってくるか。
ゲームばかりすることを怒るときは、
自分との時間を優先してもらえなかった悲しみが怒りになっているのかもしれない。
自分の優先順位という価値観を押し付けてるのかもしれない。

子の心、親知らず。

バッググラウンドでなく、その子自身を見ろ。

時間の使い方に口を出すのでなく、
時間の使い方を教えて、その上で子どもが大事にしたい時間を尊重できる親になれたらいいよね。

自分の時間を使い、
相手の時間を使わせ、
そうして生きていき
そうして死んでいく。

「あぁ!おれ、タイムトラベラーだったらなぁ!!」はからずも昨日の朝の息子の叫びww
私もタイムトラベラーになりたい!!

さて今日はムスコの誕生日。
clubhouseネタ、まずはふたりの「お産」の話からはじめようか。
※次回は2/18(木)22:30~23:30 毎週木曜夜は
「おとくでゆかいな公開clubhouse交換日記トーク!」※

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