見出し画像

行動力が正義の現代で人を許すことができないことは生きにくさに直結すると思った

ご無沙汰です、みなさま。
最近はあまり文章を書く習慣が途切れていたので、すっごい時間を使ってお話を考えました。

今までブログやSNSに使っていた時間を、自分の好きなことに費やす時間が多くなりました。主にサブカル系ですね。

アイドルが好きでMVとか動画を見て、ニヤニヤしています。そんな中で感じたことを今日は綴っていきます。

YouTubeのコメント欄

昔から芸能人の不倫に怒り心頭の人の気持ちがよくわかりませんでした。
家族が何か迷惑をかけたときに心の底から怒るような、そんな感覚なのかなと思っていました。

でも、最近は違う気がしてきていて、、、

よくYouTubeでアイドルの動画を見ているのですが、有名なグループはやはり誹謗中傷やメンバーを傷つける言葉の羅列をよく目にするのです。

・〇〇がやめたのはお前のせいだ
・TVでの立ち振る舞いを見て「こいつやる気ないだろ」
・俺たち/私たちを裏切りやがって

本当にメンバーが見ていないことを願うばかり、そう思ってしまうほどの言葉のナイフです。

行動することが正義っぽく映るこの時代

芸人がYouTubeを始めたり、会社員や学生がビジネスを立ち上げたり、アイドルが複数の組織に属したり、えとせとらえとせとら

マルチに動く」というのは間違いなくインターネットが普及し、企業の終身雇用が終わりを迎えている現代での重要なキーワードでしょう。

・様々な収入の柱を持ち
・様々な人脈を形成し
・様々なスキルや経験をもつ

つまり様々なモノを手に入れるには、いっぱい動かないとダメだよね!っつーことですね。でも僕は1つそこで感じたんです、以下の図を見てみてください。

画像1


アイドルや芸能人、もはや一般人でもマルチに動く人は多くなっています。しかし人の時間は24時間で平等です。

となればもちろん1つ1つの仕事で質を上げることが求められます。でもそれってみんながみんなできるわけじゃないですよね。RPGみたいにサクッとレベル上げとはいきません。

「お客様は神様」は場所を変えて生きている

コンビニやレストランなどで昔から伝えられてきた文化「お客様は神様である」今はもうそういう現場に出会う事は減りました。

そういうのってダサいよね、って言ってくれる人が増えたからだと思います。

でもまだインターネットの中には「お客様は神様」という文化が蔓延っているように感じるんです。

・テレビタレントへのやる気ない発言
・1つの失敗を許容してあげる事ができない
・外野が当人同士の問題に首を突っ込む

全て自分が商品(個人やグループ)の消費者であるから生まれる行動だと思います。

・テレビでうまく話せないアイドル
・グループ内での人間関係
・アイドルの恋愛事情
・テレビタレントの不適切な発言
・不倫をしてしまった芸能人

確かに改善するべき事なのかもしれません。しかしそれをずけずけと土足で踏み込んできて言いたい事を匿名で言って帰っていくそんな人多いですよね。

「だって僕たちはファン(お客様)だから」

行動力が正義の現代で人を許すことができないことは生きにくさに直結すると思った

先述したとおり、アイドルも会社員も学生もマルチに生きる時代です。歌って踊って握手する、それだけがアイドルではなくなりました。テレビもでるしYouTubeもするし、雑誌の表紙も飾るし、もちろん歌って踊ります。

もちろん全て100%完璧にこなすなんて不可能です。これからのファン(お客様)に必要なのは許容力だと思います。

もしかしたらAという人物に対して、あなたが1番求めているのはバライティーでの立ち居振る舞いなのかもしれません。

でも彼ら彼女らにはそれだけではないのです。自分の欲しているサービスが提供されないからといって否定し続けていても、何も解決していかないのです。

「人と人の関わりの中に自分の正義を持ち込むのは誰も幸せにならない」これを伝えたいnoteでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?