冒険者

人間は天使ではない
悪魔でもない
その間にいるもの

私は天使でもない
悪魔でもない
その間をいききするもの

何者にもならなくていい
私は私でしかない

何者かになろうとする私
何者かをとりいれてオリジナルにする私
それは決して、そのものになることではない

求められる私は
他人の理想の私
それは他人の求める
天使や悪魔になることとなんら変わらない

私がわたしでいるために
自信などいらない
自信は決して必要なものではない

自分であろうとし続ければ、
自分への信頼はすでにそこにあるのだ

どこまでも自分であろうとする熱が
全てを引き寄せてくる

それでも自分に疲れることがあったら
立ち止まり、時には休んでもいい

石橋をたたくほど怯えながら進む
冒険者であってよい
自分だけの冒険の道を歩いていこう