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噂の大河

「光る君へ」をみたら、
はじまりからよいところ。

主人公
「忘れ得ぬ人がいてもよろしいのですか」

後に旦那になる方
「よい。それもおまえの一部だ。
 丸ごと引き受けるとは、そういうことだ。
 都で待っておる」

丸ごと引き受ける。
その言葉の重みにどきりとした。

全てを見抜いた上で、承知した上で
その言葉を言える人は
一体どれくらいいるのだろうか。

その愛の深さに、
それを演じる佐々木蔵之介さんの
眼差しに、ただただ胸を打たれた。