Photo by akrn 春の遊び 10 音葉 2024年6月9日 17:12 春の光が私たちを包む、門出の日。君とふたり、桜の並木を歩く。風に吹かれて、ひらひらと舞う花びら達を捕まえては、その一つひとつに願いをこめる。あれから何度の春を繰り返しただろう。あの頃の願いは今もこの心の中で、静かに眠っている。あの春の光の中で戯れる私たちは、ずっと変わらず、そのままそこにいる。人は日々変わっていく。それでも忘れたくない過去達はそのままそこにいてくれる。その温かさは時に残酷でもあるけれど、この命の一瞬の宝として、そこに居続けてくれる。 ダウンロード copy #一瞬 #何度 #残酷 #居続 #過去達 10