ペロブスカイト太陽電池
ペロブスカイト太陽電池って、ご存じですか?
日本で最初に開発された、次世代太陽電池です。
その特徴は、まず、薄くて軽いので従来は耐荷重やスペースの問題から設置が難しかったビルの壁面や屋根等にも設置が可能。
また、柔軟性があるので、曲面に沿って設置できる。
そして、光量が少なくても発電できるので、北向きの壁等にも設置できる。
製造時にレアメタルが不要で、主要材料のヨウ素は、日本が世界の生産量の約3割を占めており、輸入に頼らなくてよい。
従来の塗布技術で容易に製造できるため低コスト等々、従来のシリコン系太陽電池や化合物系太陽電池に比べて数々のメリットがあります。
今のところ、変換効率や耐久性など課題はあるのですが、2025年頃に実用化の予定。
実用化されれば、特に広い場所を用意しなくても、都市部のいたる所で太陽光発電ができそうです。
このような自然エネルギーが低コストで“供給”されることはいいのですが、同時に“需要”の見直しも、しっかり考えたいですね。
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