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Jimi Hendrix 『Are You Experienced』


初めまして。
おとぎ歌歩と申します。
音楽理論も楽器も分からない私のカジュアルな視点による音楽レビュー・感想を100%の主観と好みでお届け致します。

今回は第11弾としてJimi Hendrixさんの『Are You Experienced』を綴らせて頂きます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


Jimi Hendrix 『Are You Experienced』
リリース 1967年
総評 ☆☆☆

トリオとは思えない程完成されたバンドサウンドで展開されるサイケデリック・ロックサウンドの傑作。
ジャズやブルースの影響を散りばめつつも、陶酔感のある長尺なギターソロや、エッジの効いたエフェクトでヘビーなギターリフが炸裂するナンバーなどサイケデリック・ロックの完成を感じさせる内容としてまとまっている。
高い演奏能力も去ることながら実験精神溢れるアレンジやポップなメロディーなど、音楽脳の高さも伺える機知的な内容であると感じる。


1.Foxey Lady

今作で最も好きな曲。
ダイナミックなギターリフが炸裂するロックナンバー。
ボーカルは妖艶な雰囲気を漂わせる。

2.Manic Depression

忙しないドラムフィルが印象的。
個人的には日本の民謡的なリズムを感じる。
所々笑うようなボーカルがセクシー。
ギターリフはかなりヘビー。

3.Red House

かなりストレートなブルースナンバー。
ブルースの進行の上でギターが常にソロ状態で暴れているのがかっこいい。

4.Can You See Me

コンパクトなギターロック。
ギターのエフェクティブなミックスが耳を劈く。
ちょっとびっくりしました。。。(恥)

5.Love Or Confusion

うねるようなギターアレンジがかっこいい。
リバーブの強いボーカルは非常にサイケ的。

6.I Don't Live Today

焦燥感漂うアップテンポなナンバー。
荒々しい音像のギターでブルージーなプレイを炸裂させる。
非常に肉体的なアレンジもクール。

7.May This Be Love

儚げなサウンドと優しいボーカルによるバラード。
包み込むようなギターが陶酔的。
節々に不思議なギターエフェクトを感じれる。

8.Fire

多様なリズムパターンを刻むドラムアレンジが印象的。
肉体的なボーカルが非常に楽しい。

9.Third Stone From The Sun

序盤は軽快で爽やかなギターが響くサウンド。
中盤でドラムがジャズ的な展開を始めると、一気にハードでサイケなギターサウンドへ。
ドラムとギターが好き放題する中でベースは一定で軸となるプレイ。
アウトロは電車の音???

10.Remember

ブルージーなロックナンバー。
ストレートなボーカルがかっこいい。
ジミヘンの声ダンディで素敵ですよね💕︎

11.Are You Experienced?

一定のリズムが繰り返されるサイケデリックナンバー。
スクラッチ音?が印象的。
かなり前衛的で実験精神溢れるアレンジだと感じた。


ここまで読んで下さりありがとうございました。
私は一切の楽器経験がないのですが、祖母の家にあったギターを遺品整理の際に譲ってもらった時に右利きのギターを左利きで構えて練習していました。
あのまま続けていれば令和のジミヘンになれたのかもしれません。
いや…歯でギターは弾けんし、火にかけようとも思わんなあ… やっぱりギターの神様だ…


今回はJimi Hendrixさんの『Are You Experienced』を取り上げました。
拝読いただきありがとうございました。

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