#7日間ブックカバーチャレンジ
Twitterでやっていた(そもそもはFBの企画でしたっけ)、「#7日間ブックカバーチャレンジ」のまとめです。
わたしは下記のルールでチャレンジしました。
#7日間ブックカバーチャレンジ
・読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ
・好きな本を1日1冊7日間
・本の説明なし、表紙画像だけ
・都度1人友達を招待し、チャレンジへ参加をお願いする(スルーしていただいてもOK)
「本についての説明はしない」となっていて、チャレンジではそのルールに従ったのですが、どれも思い出深い本なので、ここではコメントも添えておきます。
1日目 『梶井基次郎全集 全一巻』
ちくま文庫
梶井基次郎の文章が本当に好きです。
これ一冊で梶井基次郎の文章があれもこれも味わえることは喜びでもありますが、文庫本一冊に収まってしまうだけの仕事をなす時間しかなかったことにも、思いを馳せてしまいます。
2日目 ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』
高橋廉也・迪[訳]、新書館
古本屋さんで偶然見つけた一冊。
アリスといえば挿し絵はテニエルですが、アーサー・ラッカムも愛らしい絵をつけていたことはアリス関連の本で読んでいて、ずっと気になっていたので、出会えたのは僥倖でした。
新装版が出ているみたいですね。
3日目 ミギー『てのひらの青』
徳間書店
中古でようやく巡り会えた1st画集『果ての天 青より遠く』とも迷ったのですが、自分が初めて手にしたミギーさんの画集だったのと、この本に収められているイラストから出会った本もいろいろ(※)あって、思い入れの深いこちらを選びました。
サイン本だからというのもある。サイン会後の店頭分だったのだと思われます。
※霜島ケイ『カラクリ荘の異人たち』、桜庭一樹『荒野』(わたしが読んだのは文庫で全3巻でしたが、岸田メル装画の合本が出ている……)など
4日目 コルネーリア・フンケ『魔法の声』
浅見昇吾[訳]、WAVE出版
フンケとの、そしてドイツファンタジーとの出会いはこの本でした。
三部作の一作目に当たりますが、まだ完結篇を読めていません。
後続の巻と合わせた装丁の新装版が出ていますね。綺麗。
5日目 金森修『人形論』
平凡社
こんなこと言ったら怒られるかもしれませんけど、こういうやばい本を書いて死にたいです。
6日目 荻原規子『空色勾玉』
徳間書店
わたしにとっての荻原規子の原点であり、趣味嗜好の基盤です。
小学校低学年くらいまでは、気になって読み始めては挫折するのをくりかえしていました。そのせいか、最初のほうのページが取れかかっています。
7日目 『ベンヤミン・コレクション 1』
浅井健二郎[訳]、ちくま学芸文庫
正直に白状しますが、収録されている全ての論考をきちんと読めているわけではないです。
でも、これから先も何度も読み返していくことになるでしょう。
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