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ライフエネルギーという存在

どこも悪くないはずなのに、何だか元気がでない、体がだるい、疲れがとれない、あるいは感情が何となく不安定といった場合、身体を取り巻くライフエネルギーのバランスが崩れているのかもしれません。このバランスを崩したエネルギーの流れに気づき、正常な状態に戻してあげる働きかけをすることができれば、心身を健全に保つために大いに役立ちます。


ライフエネルギーって何?

ライフエネルギーとは、一般的によく耳にする「氣」(Ki)とほぼ同じものとしてここでは理解しましょう。目には見えないが、身体の中や周辺に流れて私たちの心身の活動に影響するものです。「氣」とか「エネルギー」って、ホントにあるの?って思われる方もいるでしょう。西洋医学の考え方を主流としている日本において、なかなか目に見えない「氣」や「エネルギー」とか言われてもピンとこないと思うのも当然でしょう。

多次元的なエネルギー的存在

ホリスティック医学やエネルギー医学と呼ばれる分野では、私たち人間を身体・感情・精神・霊性という「多次元的なエネルギー的存在」と捉えています。そして、人間という生命体は、この多次元のエネルギーが相互に作用している一連の多次元的な微細なエネルギーの場であると考えます。もしそのエネルギー場のシステムとしてのバランスが崩れた場合、身体的・感情的・精神的・霊的レベルのいずれかのレベルにおいて不具合が生じると、その影響は他のレベルにも及びます。そして、このバランスが崩れた状態が、正常なエネルギーバランスへと是正されないでいると、体のあちこちで機能不全を引き起こします。

全てはエネルギーであり周波数


この「エネルギー」という言葉を使うとなかなか怪しいイメージを受けてしまうかもしれません。ただニュートン力学をベースとした近代西洋医学的なフレームに囚われず、アインシュタイン的(あるいは量子力学的)な視点で人間の生命や健康を捉えようとする場合、まずは「全てのものがエネルギーで成り立っている」という考えを受け入れる必要があります。そして、全ての源であるこのエネルギーは、電磁波あるいは光であり、つまりは周波数(Frequency)と捉えます。全てのものは、究極的には異なる周波数で振動している電磁エネルギーであると解釈することができます。人間の生命や健康という文脈で考えると、その周波数は、サトル(微細) エネルギー(Subtle Energy) として知られて、古代人は「ライフエネルギー」(Life Energy) とも表現しました。

冒頭に触れたように、これは日本語では "Ki (氣) 、中国語では "Chi"、サンスクリット語では "プラーナ "と呼ばれて、体内に存在する高周波のエネルギー(または超低周波のエネルギー)で、体内の各器官、各システムは固有の周波数で共振しています。人間の身体にはそれぞれリズムがあり、最適な周波数の範囲があります。私たちがストレスを受けたとき、それはバランスの取れた、調和されたコヒーレント(Cohorent)な周波数を乱す要因になります。

サトルエネルギーでWell-being向上


サトルエネルギーは、バクテリアや植物から人間に至るまで、すべての生物に影響を与え得ます。ある研究によると、サトルエネルギーをうまく利用することによって、個人の生理機能が大幅に改善され、Well-beingが向上されることを示唆することが報告されています。自律神経系(ANS)は、心臓の働きや様々な腺の分泌物など多くの生命活動を支配して、身体全体の健康状態を知る上で重要なパラメーターですが、過去に実施された数百のHRVテストから蓄積されたデータからは、サトルエネルギーには、自律神経系を含むすべての身体機能に好影響を及ぼす能力があることが確認されています。前回の記事でご紹介したように「HRV」検査によって、ストレス状態を測定することが可能です。このサトルエネルギーをうまく活用できれば、「ライフエネルギー」を整え、ストレスによって乱れたバランスの回復に役立ちます。その活用方法について今後ご紹介していきたいと思います。

- Takeaways -


・身体を取り巻くライフエネルギーのバランスが崩れると、心身状態が悪化し、機能不全を引き起こす可能性がある
・このライフエネルギーは、日本語では "Ki (氣) 、中国語では "Chi"、サンスクリット語では "プラーナ "と呼ばれて、身体の中や周辺に存在するエネルギーである
・このエネルギーをうまく活用することができれば、生理機能を改善し、心身を健全に保つことができ、結果Well-beingの向上が期待できる

(参考)
・Mckusick , E. D. (2014). Tuning the Human Biofield
・Kronn, Y. (2015). Subtle Energy 101
・Gerber, R. (2001). Vibrational Medicine
・Gerber, R. (2013). A Practical Guide to Vibrational Medicine




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