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【デッキ紹介】ともっこバレット
こんにちは。おとです。
今回は新弾の「ナイトワンダラー」で登場する、
「イイネイヌex」「マシマシラex」「キチキギスex」「モモワロウex」を用いた《ともっこバレット》の紹介です。
JCSも終わって多くの方がオフシーズンに入った頃だと思いますが、そんな今こそ既存の環境デッキを小休止して新規アーキタイプに取り組むチャンス!
WCSはナイトワンダラーも含んだカードプールになるとこのことなので、本記事が考察の基盤になれば幸いです。
■ともっこバレットの特徴
ともっこバレットは「どく」状態を軸としたたねex主体のデッキです。
メインアタッカーは「イイネイヌex」。
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どく状態であれば260ダメージ出すことができ、ガチグマアカツキexを含めた全てのたねex,Vポケモンを1回の攻撃で倒すことができます。
どく状態になるのをサポートしてくれるのが「モモワロウex」。
ポケモンを入れ替える役割も兼任しているので、とても便利です。
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また、新カードの「くさりもち」を使えばさらにダメージを+40できるため、ルギアVSTAR、ビジョットexも倒せるようになります。
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ワザのエネルギーが3エネ必要で若干重たいですが、悪タイプであるため「ダークパッチ」や新弾で登場した「アンズの秘技」で補うことができます。
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たねポケモンである手軽さとこれらのエネ加速のサポートを活かして、早いターンから高水準のダメージを連発できるのが強みです。
●タケルライコオーガポンとの差別化
たねex主体で早いデッキとなると、ライバルとして「タケルライコオーガポン」が挙げられます。
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こちらのデッキも似た特徴があり、青天井や特性でのドローといったメリットまで兼ね備えています。
ともっこバレットを組む上で、まずはこのデッキとの差別化を意識する必要があるでしょう。
そこで注目したいのが「マシマシラex」。
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exポケモンでありながら、特性【ひょうしぬけ】で倒されても取られるサイドが1枚で済みます。
これにより相手に2-2-2とサイドを進められてあっさり負けることが減り、実質的にこちらの攻撃回数が増えることに。
これは古代バレットのようなダメージ量は必要ないが多くの攻撃回数が必要な相手に対して有効です。
タケルライコオーガポンにも非ルールのスナノケガワが採用されていますが、ダメージが低いためトドロクツキを倒すには至らず、スタートでハバタクカミが出てこないことにはゲームに関与させることができません。
その点マシマシラexはワザのダメージもそこそこ高いため、環境でよく見かける「ネオラントV」「ロトムV」「ミュウex」「イキリンコex」といったHPが低めのex,Vポケモンまで倒すことができます。
タケルライコオーガポンと比較して、ワザの使いやすさと最大ダメージ量では劣りますが、サイドが1枚しか取られないマシマシラexをゲームに関与させることで攻撃回数を増やし、柔軟に戦っていけるのがともっこバレットの強みです。
■デッキ構築
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基盤は、同じ悪タイプのたねexを主軸としたトドロクツキデッキを参考にしました。
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イキリンコexとポケストップを使い、早いターンからの攻撃を目指しています。
後攻1ターン目にイイネイヌexで攻撃するためにはダークパッチが不可欠なので、博士の研究でより多く引きに行ったほうがいいのか、アンズの秘技でダークパッチの要求枚数を減らしたほうがいいのかは悩みどころです。
現状は後続が育ちやすいようにアンズの秘技の枚数を多くしていますが、くさりもちが要求される対面が増えれば博士の研究で引きに行く必要が出てくるため、今後の環境の動きによってサポートの配分は要調整です。
メインアタッカーはイイネイヌexですが、イイネイヌexだけで戦い続けるのであればタケルライコexやパオジアンexとやっていることが変わらないので、このデッキの強みを生かすためにもなんとかマシマシラexをゲームに関与させたいところ。
マシマシラexをゲームに関与させる以上は、取られるサイドが少ない分より多くのアタッカーを育てる必要があるため、ダークパッチ、アンズの秘技だけでなく「ダークライVSTAR」まで採用してダークパッチを再利用できるようにすることで、エネ加速の側面をより強固にしています。
「プライムキャッチャー」を再利用できるのももちろん強力で、ベンチによくいる「ネオラントV」などの低HPのex,Vポケモンを倒せる点で、マシマシラexの絶妙なダメージの高さを生かしています。
こういった前のめりなデッキタイプは、終盤に相手からの手札干渉で何もできなくなって負けることが多いのですが、「キチキギスex」の特性【さかてにとる】があれば手札干渉からの復帰も容易です。
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キチキギスexが狙われた場合にはアタッカーがそのまま残っていることになり、それはそれで勝つための要求が減っていることになるのでオッケー。
「シャリタツ」はモモワロウexの特性【しはいのくさり】の入れ替え効果と相性が良く、自分のポケモンが倒された後とりあえずバトル場に出せばタダでサポートを供給できます。
■環境デッキに対する戦い方
現在かなり色んなデッキがありますので、絶対に抑えておきたいものに絞って触れていきます。
vsタケルライコオーガポン
互いに2-2-2でサイドを進めて勝とうとする中、ともっこ側はマシマシラexにくさりもちをつけてオーガポンexを倒すことで一方的にサイド1のポケモンを押し付けることができます。
エネルギーの供給が間に合わない場合、マシマシラexをバトル場に出しつつ草もしくは雷エネルギーがどちらも付いていないタケルライコexをバトル場に縛る動きを取ります。
攻撃するためにオーリム博士の気迫を要求してボスを打たせなくすることで、バトル場のマシマシラexを確実に押し付けることができます。
vsドラパルト
ファントムダイブの200ダメージではともっこ達は倒されませんが、ベンチへの効果ダメージやかがやくフーディンの特性【ペインスプーン】、自身の毒ダメージまで加味するとおよそ3回の攻撃でサイドを取り切られてしまいます。
マシマシラexでもサイドを誤魔化すことができず、辛い対面です。
非ルールのマシマシラを採用すると、特性【アドレナブレイン】による回復と打点補助で大幅に改善するでしょう。
(特性【アドレナブレイン】でドラパルトexに20以上ダメージが乗れば、イイネイヌexのワザにくさりもちを合わせて1回の攻撃で倒せるようになる。)
ドラパルト側のベンチにマナフィがいない場合に、キチキギスexのワザ『クルーエルアロー』でドロンチを狙撃することができるのは覚えておきたいです。
vsルギア
後攻1ターン目からルギアVを倒せるため、早々に攻撃することが最優先。
順当に戦えばチラチーノとレガシーエネルギーのアドバンテージからサイドレースで負けてしまうため、とにかく早く動いてサイド差を広げ、逃げ切るようにして勝ちましょう。
ルギア側が動き始めてきたら、ルギアVSTARにはイイネイヌexを、チラチーノにはマシマシラexを合わせるようにして、サイド差を詰められないように対応します。
ジャミングタワーでくさりもちの効果が消えるとルギアVSTARをイイネイヌexで倒せなくなるため、ポケストップはできれば温存するようにしましょう。
■おわりに
ミライドン、タケルライコオーガポンに続き、新たにたねex主体のアーキタイプが登場しました。
その中でも《ともっこバレット》は、「相手にとられるサイドの枚数を減らす」という新たなアプローチで戦います。
たねポケモン特有の安定感の高さやテンポの良さはそのままに、ポケモンの倒させ方でゲーム展開がガラッと変わるので、これまでのたねex主体のデッキとはまた違った楽しみ方ができます。
ぜひ遊んでみてください!
(触ってみて改良案あったら教えてください…!)
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では、また別の記事でお会いしましょう!
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