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チューニング

自分だけでも、誰かといても、お互いの空気感をすり合わせながら程よいところを見つけていくその形は楽器のチューニングをしているようだなと思う。

自分自身が真ん中にいられるように。というチューニング。
これはニュートラルに戻る感じ。楽器の手入れをして、基本の音を整える。

誰かや、場の中でのチューニングというと、バンドの中で、変則チューニングを合わせていくようなこととか、曲作って行きながら少しずつ重ねていくとか、そんなプロセスと似ているのかもしれません。


時々起こるのが音階が違う楽器と合わせるようなこと。
そういう時に発揮されるのが、「気持ち悪くなければいいか」みたいな落とし所。
文化や考え方の違いが大きい時、どこからすり合わせていくのか、毎回違うけど、目的と、自分の考え方とを伝えながら、その間にある、見えない音を探り当てていく、そんなことをしているんだろうなぁと思うのです。

個人セッションをする時もそうで、関係性の中にある同じ響きを感じて響かせ合うととても大きく美しい調べとしての未来を描けるし、なんとなく閉じたままかなと思うと少し波紋は小さい気がする。

それはそれで、その時に必要なタイミングに起きていることなのですが。


響かせること、一方的に合わせるでもなく、間にあるものを生み出そうとすることは続けたい。

全部、波動なんだよね。

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