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自由を知った場所

今日は高校時代から30年近く、ずっと仲良くしている大切な友人たちとのランチを楽しんできました。

それぞれ違う環境に住み、異なる仕事をしてきて、家庭のあり方も違い、共通項は限りなく少ない4人だけど、時々会ってわいわい話して、またね!と別れる。なんてことのない話から、真面目な教育の話、さらに家庭のことなどいろいろ話すけど、結論がでるわけでもなく、ただ一緒にいて話をすると元気になるんだよね。ありがたいなー!

高校は地元ではなくてかなり遠距離通学で通っていたのだけど、そこに行ったから今の自分があるといつも思うし、また高校を選び直すとしても自分の出身高校に行くなーっていうくらい大好きな学校。

ちょっと真面目で神経質気味だった私に「付属に行ったんだから少し遊びなさい」って言ってくれたお習字の先生がいて、そのおかげで柔軟性とか、人の気持ちに寄り添うこととか、雑でもいいんだとかを知ったり、何より楽しいことを楽しめるようになった気がする。
あとは、尊重し合うことを覚えたのもこの学校かも。小さな学校だったけど、いろんな個性の人が集まっていたので、「あの人はああだよね」っていうスタンスがあたりまえだった。「あの人はバンドの人だから」ってヘビメタしてても誰も変な人って言われなかったし。ヘビメタ子とは呼ばれたけど(笑)(ヘビメタ男とヘビメタ郎もいた)


「2番で入学してきたのに、まったくなんでこんなことに!」って担任の先生がバラしちゃいけない入学の順位まで引っ張ってくるくらい成績は落ちたけど(笑)かけがえのないものを得たと思っています。

自由を知ったってことは、心豊かに生きる素地ができた場所なのかな。

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