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物理など理系の学問はロマンを形にするためのもの

私、仕事は全然関係ないことをしているのですが、物理学科という学科を出ています。同級生が面白い人たちばかりでした。

物理っていろんなジャンルを網羅する学問でもあるので

*星が好きで天文をやりたい人
*写真が好きでレンズやカメラを作りたい人
*プログラミングをしようと思っていたもののうっかり物理に来ちゃった人(私)
*英文科に行ったけどやっぱり物理を追求したくて来た人
*とりあえず受けたら受かって来た人

などなどいろんな人がいました。


よく理系の人って理論的とか数字になんでもするとかロジカルと言われがちですが、そこからスタートしているのではなく、今あることから何かを見出す想像力や、未来を考えて、そこに向かって証明しながら形を作っていくことができるようになる学問なのかなと思ったりします。


そもそも全ては人の営みの中から生まれていることだし

目の前のことから何を汲み取れるか。
汲み取ったことを万事に合わせることができるか。(証明とか論理付け)

そんなことを考える人たちが理系なのではないかなと思いました。


だって、星が好きだから物理を学ぶんだよ。
写真が好きでカメラを作りたいから物理を学ぶんだよ。

すごいロマンじゃない?いい大学の英文科に行ったのに物理やりたいってその人にとっては物理そのものがロマンなんだよ。

私にとって物理はそこまで愛着なかったけど、物質だけではない、目に見えないことも存在するということを信じ考えるベースになったと思います。


周りは結構変人と呼ばれるようなタイプが多かったこともあり、私が好き勝手やっていても案外普通に馴染めたことも楽しかった要因かもしれません。

当時メタル風装束(や時々アジア風装束)で楽器を持って大学に行き、授業を受けるだけでも理系学生の女性では目立つのに、さらにタバコ吸っていたりして実験の先生に「タバコやめたらAやるよ(もちろん半分冗談ですよ。)」とか言われながらワイワイしていたという懐の深さ(笑)
(実験がB評価だったのはタバコをやめなかったからではなく、レポートがお粗末だったから・・・のハズw)


文系理系というカテゴライズも子供の頃から勝手に区分されているだけではないのかなーと思っていることをぼんやり考えていたら学生時代のことを思い出したので書きました。

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