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手を離さないこと

好きな人はもちろん好きなことを離さないことってとても大切だなってこの年になると本当に思います。

離していいやと思って、納得して離したものは未練も何もない。

しつこいけど男性でも趣味でもなんでも。

私は男性については未練がある人は一人もいない。性格もあるのかもしれないけど、比較的相手とも対話をするようにしているし、そうでない場合は私の中で何かが終わってから手を離すからだと思う。諦めることも手を離すことだからね。

問題は好きなものとか好きなこと。

好きなことで、ずっとやりたいなと思うことは自分が今関われるように関わり続けることが大切だなーと思うんですよ。

というのも私は10年くらい音楽をがっつりやっていたのですが、次の10年は手を離していたんです。

その間に知り合った友人が、同じような年で同じような経緯を経ていたのだけどずっと続けていたのね。そうすると時代や形も変わってきて、デビューできちゃったりしたわけです。

昔の私は(時代的にも)メジャーを目指すかやめるかということしか考えていなくて、スタジオに声をかけてもらったこともあるけど、それは選ばず、そのエネルギーをバイクにかけてしまった(笑)

それはそれで運命論的には導かれていたことだと思うんだけど、今思うと「できるように続ける」という意識を持っておくってとても人生を広げるんじゃないかなって思うんです。

音楽に関しては空白の期間があって、その間はあまり聞くこともしなくて、また聞くようになって、7,8年前からライアという竪琴を習って弾き始めたりまたベースを少し持ち出してみたりと少しずつ楽しむようになりました。

オートバイは、また乗ってもいいかなとは思うけど、手を離したのは今の所はまぁいいかって思えているから面白い。

とは行っても一時期相当なエネルギーを注いだオートバイのことは、また今度書いて行きたいと思います。

好きなこと、まだやりきってないと思うことは細く長くでも続けることが自分のためになるよ。無理にやめるエネルギーを「どうしたら続けられるか」って考えるだけで未来につながる気がします。

一度離してもまた掴めるんだけどね。
掴むのに少し勇気がいることがあるよね。
大人になると。

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