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イベント再考

疲れと興奮の冷めないうちに。本能に従って考えてみたこと。

 私は主にお弁当や定食のおかずを作っています。毎回、五品~九品ほど作っています。
そのスタイルは日によって余り(無駄)が出やすい。わかっちゃいるけれど変えられない。

 【フリースタイル家庭料理の店】と名乗っているのも
気軽に好きなものを色々と食べて欲しい。肩肘はらず、親戚とか友達のお母さんが『なんもないけど食べていきー!』と言って出してくれるようなお料理を目指しているから。
料理の隠し味、とか言う『愛情』は必須の調味料だと思う。愛があるから美味しいと思えるし、愛があるから繋がったまんまの胡瓜も許せる(私は)。
愛をかけるからしんどい事もあるし。

 長らくプロとして商売をしている方からしたら、甘いとかやり方が下手だとか
時にはバカなんじゃない?って言われても

バカで結構。ダサくて上等。
愛を込めて、受けとり手がお金を払った事を悔やまないものを出せたらベスト。
そして、あれもこれもと選ぶのはいつまでも楽しいと自分が思うから。

買った人が楽しい嬉しいもの。それが一番。
商売としては及第点だろうときれいごとだろうと
やりたくない事(方法)はやらないし
やりたい事をやる。やれる中で色んな事をやる。
お金のやりとりに気持ちが乗らなくなったら終わりだとさえ思う。

イベントというのはある種お祭りなので
ノリでやろうぜ!となり
ついつい張り切ってメニューを組み
冷や汗をかきながら仕込みをし
こんなハズじゃなかったー!と後悔をしつつ仕上げをして
お客様の美味しかったー!で全部が報われる。

結局はやりたいことやって、最後はなっとくしてヨシとなる。
日常もそうであれば最高なんだろうけど。

あとはもう運だけど、人のご縁。
いつもピンチの時には誰かがいてくれる。そんなご縁と自分の好奇心を大切に今後も季節と設備と相談しながら
色んな場所へ参上できれば。

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