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Vtuberに沼って適切な距離で関わるようになるまでの軌跡

この記事は元々2024/02月に書いたものです。
ホロライブにハマった経緯についてまとめ

〇はじめに
ホロライブとは、バーチャルYoutuberのアイドルグループおよびそのプロダクションのことである。所属しているアイドルは動画サイトでの生配信を主な活動としており、自身のリスナーとのコミュニケーションを行いながら様々な企画を行っている。

自分は今までVtuberの存在は知っていたものの大手2大事務所であるにじさんじとホロライブの違いも分かっておらず、普段は実況者のゲームプレイ動画やよくいるYoutuberのなんでもない日常動画を見ている。

〇自分が沼にハマるまでの経緯

2023/09 ふと人気急上昇動画に出てきた宝鐘マリンの楽曲「美少女無罪♡パイレーツ」にハマる。Vtuberの存在は知っていたが、より身近に感じるようになって意識し始める。

2023/11 ふとYoutubeのおすすめ動画に上がっていた宝鐘マリンの配信切り抜き動画を見始める。

2023/12 宝鐘マリンの配信でコラボしている他のホロライブ所属タレントも気になり始め、色々見始める。特にホロライブ3期生を箱推ししてしまい、潤羽るしあの存在と、その過去を知る。

2024/1  潤羽るしあの中の人とまふまふの関係の暴露が起きる。Youtubeのおすすめ動画がホロライブ所属タレントとその配信切り抜き動画で埋め尽くされる。暇さえあればホロライブ非公式wikiを見てしまうようになる。

2024/2 ホロライブ非公式wikiのホロライブのメンバーのページをすべて読み切る。

2024/3 少し冷めて以後適切な距離で楽しむようになる。

〇何故ハマったか

結論から言うと、色々あるけど一番大きな理由としてはタレント同士の豊富な関係性が魅力的であったことだと思った。

ホロライブはアイドルグループのような側面があり、0期生、1期生、2期生・・・と同期、先輩、後輩の関係性がある。同期内の横の関係でコラボしたり、先輩後輩の縦の関係でコラボしたり頻繁に同事務所内でコラボしているのが特徴だ。気に入ったメンバーの動画を見ていると次々に新しいメンバーが出てくる。なので、単なる切り抜き動画を見ているだけで勝手に同事務所内のタレントや、タレント同士の関係に詳しくなる。「この人とこの人はただのビジネスではなく裏でも遊ぶほど仲が良いんだな」「この二人はデキている(あくまでコント上のものであるとは思うが、夢がある)」等、その多彩な関係性に惹かれてしまった。そして連鎖的に好きなメンバーができてハマっていった。

〇何故距離を置くようになったか

1)ソシャゲパチンコホスト賭け事キャバクラライバー、射幸感を煽り上限なく課金させるすべての業界に対して距離を置こうという自分の理性

一番大きな理由の一つ。上の業界は課金が青天井にならないようにいい加減制限をかけるべきという話を過去にしたことがある。

自分は過去にアイドルマスターシンデレラガールズ(通称:デレステ)というバーチャルアイドルの音ゲーにハマったことがある。その時にも感じたが、とにかく依存性が高いのだ。自分の好きなアイドルのレアカードがガチャで引けるとなると、いくらでも課金したくなってしまう。5000円までと決めていても、あと1回・・・!となってしまう。これはハマったこと無い人でもUFOキャッチャーをやったことがある人なら分かるかもしれない。結果、デレステは3か月程度で辞めてしまった。

以後自分は上のような業界に対してはハマらない距離で楽しむようにしている。依存すること自体は決して悪ではないが、依存性が高すぎることと、課金額に上限がないことが問題であると感じる。同様に今回のライバーに対しても、ハマれば一瞬で金を溶かすことが想像出来てしまい、程よい距離感で楽しむようになった。幸い自分は切り抜き勢であり、3-4時間の配信を見たりスーパーチャットをしようとは思う程ハマることはなかった。ただ、一歩間違えればライバー達の個性豊かなアイドル達の前にひれ伏し投げ銭を繰り返すキャッシングマシンと化していただろう。また、そうなった自分に対してもタレントからはロクに認知されることもなく、都合の良い金づるの一人だとしか思われなかったと思う。

2)自分の作り上げた虚像のタレントの中身に感情移入して気分が激しく上下してしまい疲労する。

タレントはかなり濃密なスケジュールで生活しており、また、日頃からアンチや誹謗中傷に心を悩ませている。長期活動休止するタレントが散見されるが、その原因の多くが肉体的・精神的に披露したから、といったものだ。これに全く無関係の自分が、「ああ、可哀そう!!」と謎に深く共感してしまい疲れてしまうのが二つ目の理由だ。自分はなぜか知らないけど他人の悩みを勝手に自分のことのように錯覚して勝手に辛くなってしまうことがあるので、これも深く考えずに浅瀬の範囲で気楽に遊ぶことで対処とした。

ただもちろん本人たちも本当に嫌なら辞めればいいだけであるとも思っている。自分から選んでこの道に入り、本来稼ぐ能が他になかった人が金も承認欲求も満たされているので、酸いも甘いも嚙み分ける必要があると思う。勿論誹謗中傷はダメだし事務所はもっとちゃんと護ってあげてほしいと切に願う。

3)嫉妬に狂う

前述の自分も辛くなる、といった方向は同じだが、内容が異なる。

本人たちが弛まぬ努力をしていることは事実ではあるが、トークセンス抜群で声も良くてゲームだけでなく歌やダンスも上手くて人気者の人間達が学生時代の漫画のような青春を社会人になっても送っていることと自分を比較してしまい深く嫉妬してしまう。見た目や性格は虚像でも能力は現実なので、現実にこれだけ優れている人間は信じたくなくても存在するのだろう。でも、そもそも自分と同じステージで戦ってはいないためこれも思い込みすぎ考えこみすぎであった。距離を置くことと自分の人生への集中度を上げて気にしないようにした。

〇まとめ

現在は適度に切り抜き動画を見ているが、前のように暇さえあれば一日中ホロライブの動画を見たり、タレントについて調べることはなくなった。

今回は自分がホロライブにいつ出会い、どういうところにハマってしまったのか、また、頭の中がホロライブに埋め尽くされた自分が何故距離を置くに至ったのかについて改めて考えてみた。自分のハマった理由が世間一般のツボと必ずしも一致しているとは思わないが、数か月のうちに加速度的にYoutubeのおすすめshort動画がホロライブの切り抜きで埋まってしまった人は共感できる部分もあったのではないだろうか。

あと自分が推し活に向いていないことも分かった。

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