好きなことと出来ることとやりたいこと

優先順位はどれになるんだろう。

好きなことを仕事にしたい。
好きだからこそ仕事にしたくない。
この気持ちはどちらも分かる。
好きじゃなきゃ続かない、好きだからこそ趣味の距離感で好きなままでいたい、嫌いになりたくない。

出来ること、得意不得意。
例えば細かい計算や作業が得意とか、人とコミュニケーションを取るのが得意とか、その逆も然り、性格やポテンシャルとかによって好きかどうかは別として単純に出来るか出来ないかはあると思う。

やりたいことは好きなことや出来ることを組み合わせた結果みたいになるかもしれないが、やりたいと思うことがあっても例えば技術や経験が伴っていなくてやりたくてもやれないことがあるかもしれない。やりたいという気持ちだけでは難しいこともあるかもしれない。

そう思うとどれを優先するべきなのか。
3つすべてが揃ったものに出会えたらきっとそれは天職だし、きっとみんなはそうやって働いたり勉強したりしている。もしくは3つのバランスを自分の中で上手くコントロールしているんだと思う。

今になってこんなことを考えている自分が情けない。


ここ何年か一年歳を重ねるごとに自分の年齢がコンプレックスになる。
別に周りの人の年齢は何も気にならない。ただ自分で自分のことがどんどんコンプレックスになるだけ。
この年齢でその考え方してるとかこの年齢の割に出来ないことが多いとか。
あのときこうしていれば良かったのかなと思うことだらけだ。
ふとした瞬間そう思ってしまうことがある。

10代の頃20代がすごく大人に見えた。20代になって自分が思い描いていた20代になっていないことに気づいた。今度は30代がすごく余裕のある何でも出来る大人に見える。でも自分がああなれるとはとても思えない。きっとずっとその繰り返しだ。

人生は選択の連続。
時々誰かにこっちが正解だよって道を案内してほしくなる。どうすれば良かったのか分からなくなるときがある。
でもきっとそれがどんなに正しくてもそうするべきだとしても、自分で頼んだくせにどこかで不満やつまらなさを感じてしまうんだろう。
矛盾しているしただのないものねだりだ。



以前読んだnoteの記事で人生はどこからでもやり直せるという内容のものが印象に残っている。
こんな私でも全然人生変えられるんだって。今からでも遅くないんだって。

好きなことをやるべきなのか自分に出来ることをやるべきなのかやりたいと思ったことをやるべきなのか、今すごく悩んでいる。
現実的なことを考えると出来ること、大切にしたいのは自分の気持ち。どういう人生にしたいか。
きっと最初から答えは決まっていたんだと思う。
足りないのは1歩踏み出す勇気だけ。




これ書きながら10年後何してるんだろうって思ったら「羽根の記憶」を思い出した。

”自分の背中には使ってない羽根がある”
”まだ眠る可能性無限大だ”

良い曲なんだよなあ。


自分の考えの整理と決意表明を込めて深夜の独り言として書いてみた。



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