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ココアを作るとき、みんなココアを練る工程ちゃんと踏んでる?

昨日は少し肌寒かったので、久しぶりにココアを飲んだ。

そこでふと気になった。

ココアってなんで最初に練る必要があるんだ?

ココアを作る工程にある「練る」という行為

みなさんは自宅でココアを作ったことがあるだろうか?
寒い冬にお気に入りのマグカップで飲むあったかいココアは至高そのもの。甘い物がそこまで得意ではない私も大好きである。

一度でもココアを作ったことがある方なら、その工程の中に謎の1ステップがあることをご存知であろう。

そう、ココアを”練る”のだ。

私は特段料理を頻繁にするタイプではないとはいえ、ココア以外の料理で”練る”という行為を行った記憶は生まれてこの方ない。
ねるねるねるねくらいだろう。

ココアの代名詞、バンホーテンの公式サイトにはおいしいココアの作り方が掲載されている。

①よく練ることが風味の秘訣

手鍋にバンホーテン ピュア ココアと砂糖を入れる。1人分は、それぞれ、小さじ山盛り2杯(ココア約5g、砂糖約8g)が目安。弱火にかけながら少量の牛乳または水を加え、なめらかなペースト状になるまでよく練る。

ココア パウダーには油分が含まれているため、練りがあまいとダマになって焦げたり、仕上がりの味が粉っぽくなるので注意。

おいしいココアの作り方 | バンホーテン ココア ブランドサイト

簡単に言うと、ココアの練りが甘いと粉っぽいココアになってしまうということであろう。

これはなぜなんだろう。

もう一つのココアの代名詞、森永製菓の公式サイトを見てみるとこのように書いてあった。

口当たりなめらかなヒミツ

ココアに含まれているでんぷんが、温めた牛乳(またはお湯)を加えてよく練ることでアルファ化(糊化)されて糊状になり口当たりが滑らかになるとともに、コクが増すと言われています。

ミルクココア - 森永製菓

筆者はゴリゴリの文系なので、アルファ化がなんなのかはよく分からないが、ペースト状にするとやはり粉っぽさがなくなり、口当たりが滑らかになるということなのだろう。

でもぶっちゃけちゃんと練ったココアと練ってないココアの違いって分かるもんなの?

では実際に両方の作り方でココアを作って検証してみましょう!!

と言いたいところだが、検証はしない。いやしろよ。

なぜ私が検証しないのか、理由は簡単である。

もしちゃんと練ってないココアが美味しくなかったとして、せっかくの一杯が美味しくなかったら嫌じゃね????

これに尽きる。

もし本当に練ったココアと練っていないココアとで、明確に味の差が現れる場合、わざわざ美味しくないココアを飲みたくない。
無駄にカロリーを摂取したくない。

しかも一度完成させてしまったら、練らなかったVer.のココアは二度と練ったVer.の美味しいココアに化けることはできないわけである。

そんなの辛すぎる。
覆水盆に返らずとはまさにこのことである。多分違う。

言ってしまえばシュレディンガーのココアなのである。多分違う。
実際に検証しなければ、練ったココアが最高なのか、練っていなくてもさほど味は変わらないのか分からない。
しかし、検証しなければ練ったココアがやはり最高と結論付けることもできる。
箱を開けるまでは真実は分からないのだ。

私はこれからもココアを飲む時には「ココアを練る」という一手間を加えて、口当たり滑らかな美味しいココアを楽しみたいと思う。

それがたとえまやかしだとしても。

真面目な読者様がいたらぜひ検証してみてほしい。
そして結果を教えてほしい。



いや、でも知りたくないかも。

以上、「私はココアを作る時は理由はよう分からんけどレシピ通りにちゃんと練って作ってるよ」というだけの話を1500字近く使ってダラダラとひとりごちりました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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