そんなこといいからテクニックを教えてよ!
そんなこといいからテクニックを教えてよ!
思い当たりませんか?
学生さんや後輩君が内心思っていて、
口に出さない心の声です。
でも、あなたが伝えたいのはテクニックではありませんよね。
どんなに効果的なテクニックがあっても、
それはあくまで手段。
問題の本質を変える努力を惜しむ学生さんや後輩君ならなおさら
安易に伝えてしまうことを躊躇します。
本当にその人のことを思うなら、
必ず問題の本質まで考える機会を作ってあげましょう。
一つ、手順を書くなら、
テクニック
↓
理 論
↓
テクニックの実践
↓
変化の実感
↓
問題の本質を考える
といったところです。
まずテクニックは伝える。
理論も実践もしてもらう。
そのうえで、本質に向き合う。
変化の実感としましたが、
変化しない実感である場合がほとんどでしょう。
ここでテクニックが悪いという判断をさせるのではなく、
問題の本質を考える機会にしましょう。
表面的な変化を望んでいるうちは、
何も変わらないと知る大きなチャンスなのですから。
臨床共育メンター(R)齋藤 信
作業療法塾 主宰
IAIR 副会長
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