誰に伝えるつもり?
学生さんや後輩君に限った話ではありません。
あなたが "やってしまっている"
間違った事実をお伝えします。
あなたが、指導しようとした時、
伝えるべきこと……
つまり『何を伝えるか』から
始めてしまうのではありませんか?
「いやいや、そんなことないよ」
「伝えたい相手がいるからその人に合わせて伝えているよ」
OK! OK!
それなら安心。
『誰に伝えるのか』が重要ということを、
以前話した『メッセージ』の話題で気づいてくれていたって事ですね。
さすがです。
そう、
『伝える内容はできた。
じゃあ、それを誰に聴いてもらおうか?』
ついついこの順番で考えてしまうんですね。
そうではなく、
『誰が相手なのか?
何が一番伝わる内容なのか?』
逆なんですね。
この順番が特に発揮されるのは、
患者さんに向けてメッセージを発信するとき。
まだ学生さんや後輩君相手ではピンと来ないなら、
患者さんをイメージして考えてみる事をお勧めします。
臨床共育メンター(R)齋藤 信
作業療法塾 主宰
「臨床共育」の研究と実践の資金になります。論文化、書籍化のあかつきには、優先的に講義をしに伺います! あなたの情熱にありがとう!