2020.4.17「我らコンタクティを読んでください」

ポトフを作ったら素晴らしかった。全食生活ポトフでいいな、と思ったが、これ前にも思った気がする。いや、私ではなくてツイッターでフォロワーが言ってた気がする。私の思考はツイッターに乗っ取られているのですべて嘘です。

思い出したように「花とアリス殺人事件」のサントラを聴いている。
「花とアリス」は見たことないのに、「花とアリス殺人事件」だけ見て、その雰囲気が好きだった。岩井俊二のことはあまり知らないけど、多分これは「岩井俊二」の「アニメ」だから好きな雰囲気なのであって、実写映画になるとまた違うのだろうなと思う。
「花とアリス殺人事件」の音楽、少し怪しげで聴いていてちょうどいい。

頼んでいた本がe-honから届いた。
e-honは本を買うと町の本屋さんに還元できるシステム。地元の本屋を探してみたが、大手の本屋は登録されていなくて、逆に使ったことのない本屋ばかりだった。地元の駅地下にある小さな本屋を登録した。ほとんど使ったことは無いけど、なくなると寂しいから。
「密着! 帰宅部24時」と「グヤバノ・ホリデー」と「我らコンタクティ」を買った。謎ラインナップだ。

「密着! 帰宅部24時」は昔サイトに連載されていたものをたまたま見つけて、死ぬほど笑っていた記憶がある。単行本になって、スマブラがスマブラじゃなくなっていたことに笑った。そりゃそうか。
絵もきれいに描き直されていて、読みやすいけど、でもめちゃくちゃ適当な手書きのウェブ連載のも好きだなーと思っている。結局それか。お前はそればっかりだな。

「グヤバノ・ホリデー」と「我らコンタクティ」はどちらもずっと気になっていた漫画。「グヤバノ・ホリデー」は少しずつ読んでいる。絵は緩いので読みやすいけどじっくり向き合いたい。

「我らコンタクティ」すごすぎた。一冊が映画だった。
「人類が滅んでも好きな作品だけは残っていてほしい」という感覚を起点とする物語で、そこに共感した。
宇宙に飛ばして永遠に残されてほしい作品がある。自分の今の仕事も興味のある分野も、すべてそこから始まっている。
あと絵がいい。こういう絵が大好き。映画的なのかなあ。絵を描く人は自分とは全く違う視点で漫画を見ていると思う時がよくあって、自分の視点にも変化が起きているのが楽しい。
とにかく愛する作品を永遠に残すためにはどうしたらよいのかということを延々と考えてしまう。アートの保存に関する本を読みたい。「記憶」も保存の一種として捉えている本があったので、より考えを深めたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?