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2021.8.26「夏が終わるね」

2年前の夏に日比谷公会堂での蓮沼執太フィルのライブに行ったのを思い出す。
東京の夏の記憶が蓮沼執太フィルになっているのは完全にこの時のライブの影響だと思う。

夕方くらいから地下鉄で日比谷に向かって、こんな都心にこんな場所があるのかと驚いた。ほとんどフェスのような雰囲気だった。
音が気持ちよくて、途中から聴きながら半分寝かかっていた記憶がある。半分寝ながらライブを聴いても良いのだと知った。
中村佳穂を知ったのもこのライブが初めてだった。この時のパフォーマンスが凄くて、何度も見返している。

夏の終わりで、出演者もみんな半袖短パンみたいな格好で、舞台上でファンがたくさん回っていた。すごい人たちが次々と出てくるのに、半分寝ながら聴いても良いような感覚になれたのが凄く良かった。
2019年が最初で最後の東京の夏の記憶になってしまったな。


「三番テーブルの客」星護監督の回、これあり?!?!?!!
こんなん良いに決まってるだろ。これをやって良いの、ずるいな〜〜。
しかも本間勇輔の音楽じゃん。この番組、一つの脚本でやりたいことを「全部」やってる? 三谷幸喜.................。
監督によっては脚本をめちゃくちゃにしたりしていてそれに三谷さんが怒っていることは知っているんだけど、そういう回は選んで見ていないので、結果的に意味不明なくらい贅沢な作品という印象になっている。
だって一つの脚本で東京サンシャインボーイズの舞台・河野圭太のドラマ・鈴木貴之のドラマ・本間勇輔のミュージカルをやって良いことあるのか? アマプラで配信してバズってくれ。FODが独占しないでくれ。全員FODに入ってくれ。それか再放送してくれ。頼むよ......。

HRの特典映像にあるメイキング番組とかを見ると、この番組はどうやら本当に2002年製作らしく意味がわからなくなる。いや、嘘だろ。そんなわけがないだろ.......2002年って20年前らしい、そんなわけがない..........,.
嫌だ〜!!!!!! これが「今」であれや なんで20年も前なんだこれが.........なんで私にまだ自我がない時にこんなことをやっているんだ.........私の自我がある時にやってくれ...

って言うかこの現場に参加していた皆さんはこれはもう「伝説に触れた」と言っていいのでは? 観客もスタッフも全員.......1ミリでもいいからこの現場に触れてみたかった。
客席に座らせてくれ.......。半分喋っちゃってるお客さんすごい記録に残っているな。ラーメンズ「home」のめちゃくちゃ声のでかい人みたいな。

エッセイで「全員熱病にかかったみたいな状態でやっていた」と書いていたのがよくわかる。
こんな凄すぎる番組、どう考えてもDVDを再販するべきじゃないですか? 私は中古で買ったが再販したらまた買うよ。頼むよ...。

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