広島旅行（間に山口）

　9/16~18日に広島に旅行に行ってきた。途中17日にロックフェスに行くため、山口にも行ってきた。

１日目

　13時ごろに、広島駅に着く。そこから原爆ドームに向かう途中にあった１Pacelaというショッピングモールの地下にあるお店で尾道ラーメンを食べた。あっさりしていて美味。

　その後歩いて原爆ドームに到着。写真などでは見たことがあったが、実物を見てみると、改めて原爆の威力というか戦争の悲惨さを感じる。剥き出しの鉄骨や崩れたコンクリートがそれを物語っていた。

　原爆ドームを見た後は、広島平和記念資料館に向かった。15時ごろに行ったが、長蛇の列があり、並んでから入場するまでに１時間ほどかかった。ぱっと見半分ぐらい外国人が並んでいたのが印象的だった。資料館の中を回ってみると、原爆が落とされた当時の広島の悲惨さを物語る写真や絵画などの展示物が多く存在した。ケロイド状になった皮膚や黒く変色した皮膚の写真。空から黒い雨が降っている絵や線路に死体が並べられている絵など、そこにあったのはまさに地獄絵図。戦争に核を使用してはならない、ということを切実に思い知らされ、またそれを後世に伝える役割をしているこの資料館の存在の重要性を実感した。

　その後、宿泊するホテルに向かい、１時間ほど休んだ後で、本日の夕飯を食べに行った。「えこ贔屓」という居酒屋で、そこで食べた焼き牡蠣と牡蠣ご飯が絶品だった。やはり牡蠣の本場、広島で食べる牡蠣は東京のものとは一味も二味も違うと思った。

２日目

　朝９時半ごろに新幹線に乗り、山口へ向かう。目的は山口で開かれるロックフェス『WILD BUNCH FEST. 2023』に参戦するためだ。

　全てはここでは語り尽くせないので、各アーティストの印象的だった場面を列挙する形にしていく。

・キタニタツヤの「青のすみか」でサビ前の場面で、呪術廻戦のOPのごとく手拍子した場面。
・Wurtsの「わかってないよ」で客に向かってサビの「わかってないよ」のレスポンスを求めた場面
・CReepy Nutの「堕天」で、コロナ明けたから「yeah yeah yeah」の部分で大声出すように求めた場面
・マキシマムザホルモンの１曲目からいきなり自分がかなり好きな「シミ」

　本当はもっと語りたいところだが、一旦ここまでにしておく。ただ今回は自分にとって約4年ぶりのフェス参戦なので、フェスでしか味わえない臨場感や一体感を味わえたことは自分にとって非常に快感で、大いにストレス解消になった。

　そして、18時ごろに山口から広島へと戻った。広島駅近くで魚介系のラーメンを食べて、山口で買った明太子入りのちくわとビールを食べながら、「VIVANT」の最終回を観て、余韻に浸りながらその日は眠りについた。

３日目

　朝９時ごろに電車に乗り、宮島口へ向かい、フェリーで宮島に向かう。フェリーから見える鳥居がまた壮観だった。

　まず到着してすぐに宮島に歯科がいるということに驚いた。それも道に普通に歩いている。奈良といい、神聖な場所では鹿は特別扱いされるのかな、とぼんやり思った。
　
　厳島神社に参拝し、海の中に神社が存在するということの神秘さや荘厳さに触れて、参拝するだけでも価値のあるもののように思えた。

　その後、水族館に移動し、エイやサメ、スナメリやトドなど多くの海・川の生物を見ることができてまた動物に癒された。

　そこから水族館の近くのカフェに移動。そこで宮島の名産である穴子丼を食べる。うなぎに似ているが、個人的にはうなぎよりもあっさりしていて美味。

　また、さらにそこから牡蠣とレモンビールに舌鼓。片方の牡蠣の大きさに驚いた。広島の牡蠣は非常に濃厚で食べ応えがあった。後味がすっきりしたレモンビールに非常に合う。

　宮島を一頻り堪能して、14時ごろにフェリーに乗る。そして16時に広島から新幹線で東京に戻った。

　２月には京都、そして9月には広島・山口と来たので、今度は九州に行ってみよう、と帰りの新幹線でぼんやり考えた。