君は君らしく生きて行く自由があるんだ

こんばんは。どう気持ちを整えたらわからないままこのnoteを書いています。こういうときこそ文章に起こさないとなんだか、落ち着かないような気がします。

突然の発表

先程、21:00頃でしょうか。メンバーからのブログ更新に加えて、運営からのお知らせが来ました。

欅坂46のメンバーとして活動してまいりました織田奈那、鈴本美愉はこの発表をもちましてグループを卒業、平手友梨奈はグループを脱退致します。
在籍中はたくさんの応援をいただきありがとうございました。

また、佐藤詩織は本人からの申し出により活動を一時休止致します。活動再開の目途が立ちましたら改めてご案内致します。

Seed & Flower合同会社
欅坂46公式サイト

発表の内容としては織田さんと鈴本さんの卒業。佐藤さんが留学のための活動休止。
そしてなんと言っても個人的大事件は平手友梨奈さんのグループ脱退でした。このお知らせを見た瞬間「え!!!!」と衝撃と共にかなり混乱しました。わけがわからないです。この発表をもって...!?え?まず「脱退」ってなに?いや、何って言う前になんでそこ使い分ける?と様々な思いが頭の中を駆け回りました。

脱退と卒業の意味の違い

混乱しまくってる僕は、まず「卒業」と「脱退」の違いがとにかく気になりました。とにかくいい方に解釈しようと「脱退ってことは事務所には残って個人活動続けるんだろうなぁ!」なんて思ってました。

ですが、「卒業」と「脱退」にはしっかりと違いがあるらしいのです。
「卒業」は事務所主導の計画的離脱。双方円満での離脱。
「脱退」はタレント主導の突発的離脱。不祥事などが起き事務所主導で「クビ」的扱いで離脱するもの。

会社で言えば「卒業」は定年退職。「脱退」は途中退社のようなものだとおっしゃってる方もいました。

これを知った瞬間、息が止まりました。え?なんか不祥事なんて起こしたっけ?とか色んな思いと同時に「ついにこのときが来てしまったかぁ」と何だかずっと夢中で読んでいた1冊の本が終わってしまった虚無感のようなものが体中にめぐりました。

複雑な思いで迎えたラジオ

偶然なんだか必然なんだか分かりませんが、この日はTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK」平手友梨奈さんの女子クラス登校最終日でした。

放送まで残り30分ほど。どんな気持ちでラジオの時間を迎えればいいのか分かりませんでした。通常通りの放送なのか。さすがに言及するのかなぁ。等、いろんなことを考えてその時間が来るのを待っていました。

そうして始まった女子クラスの時間。なんと言ってもとーやま校長のコメントが本当に胸に染みました。本当に平手さん思いの良い方だなぁと改めて思いました。

授業が始まると平手友梨奈さんの口から「先程、欅坂46のホームページで発表がありましたが、私平手友梨奈は欅坂46を離れることになりました。」「その件については今は話したいとは思わないので、いつか話したいと思ったときにお話させていただければと思います。」とコメントをしました。

待ってます。いつまでも。

その後、いつものテンションで楽しくやりましょう。という感じで逆電授業が始まりました。このプロ根性といいますか、こういうところの気遣いがまたグッと来てしまいました。「こんな状況でいつも通り聞けるかよ...」なんて思いながら。

黒い羊

逆電が終わったあと、「黒い羊」がフルオンエアされました。
なんか、これを聞いたときいろいろ考えてしまって「結局平手さんは黒い羊だったのかなぁ」とか、そうだとしたら『白い羊 僕は絶対なりたくないんだ そうなった瞬間僕は僕じゃなくなる』って歌詞が違う意味で解釈できちゃうよなぁとかマイナスなことばっかり考えながらこの曲を聴いていました。

黒い羊が終了すると、息を詰まらせ、しばらくの沈黙のあと「この曲は欅坂46で『黒い羊』です。」そして、「うーん....」と、自分の中で様々な気持ちを整理しているような声が聞こえたあと、息を整え「はい。というわけで私とはまた来月、この教室で、また明るくお会いしましょう。平手友梨奈でした。」と話し、コーナーが終了。

いつもは「欅坂46の」とつけていたのに、あえてつけなかった最後の挨拶にもグッと来てしまいました。

放送を聞いて

平手さんからの「また来月」という言葉を聞いただけでなんだかすごく安心しました。とーやま校長もおっしゃっていましたが、「また来月、この教室で、また明るくお会いしましょう。」という言葉が全てなのだと思います。

そして、ラジオという媒体を通して平手さん本人の口から言葉が聞けたこと。これはとても大きいことではないのでしょうか。他メンバーと同じようにブログで表現する方法もあったのだと思いますが、「言葉」としてしっかり思いを伝えてくれた。それは大変ありがたいことだと、私はそう思います。

お礼はまだしも、まだお別れを言うのは早いです。
今僕たちにできることは、来月も女子クラスに登校してくれる平手友梨奈ちゃんを笑顔で明るく出迎えることなのだと思います。

欅坂46としては、身体が思うように動かなくて、全身にテーピング巻いてまでステージに立ち、精一杯のパフォーマンスをしてくださりありがとうございました。
欅共和国2019では目の前の花道で見たおちゃめな姿、そしてカッコいいという言葉で片付けるにはもったいない目の前でのパフォーマンス。そんな平手さんの姿に何度も心が動かされました。本当に平手友梨奈さんには「ありがとう」の気持ちしかありません。欅坂46としての平手さんとはお別れになってしまいますが、決してまだ平手さんの姿が見れなくなったわけではありません。

来月の女子クラス、楽しみに待っていますね。

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