※こちらの記事はインタビュー記事の後編です。前編の記事をまだご覧になっていない方は先にそちらをご覧ください!
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テレビで知ったお菓子を食べたことがない小学生の存在
小林
どのようなきっかけで、おてらおやつクラブの支援をしていただくことになったのでしょうか?
近藤さん
深堀
たまたまテレビをつけていたときに見かけたのでしょうか?
近藤さん
小林
私も世界の紛争や貧困などはニュースや授業で見ていたんですが、「同じ日本で」というところに同じく衝撃が走って、「何とかしたいな」という思いで、現在は学生アルバイトとして関わらせてもらっています。一見豊かに見えるこの日本で、子どもの貧困問題が起きていることに皆さん衝撃を受けていると感じました。
持続可能なおすそわけ
小林
食品(菓子・レトルトなど)から日用品(マスク・トイレットペーパー・キッチンタオル・スポンジ・文房具など)まで様々なものをご寄贈いただきますが、どのように準備されているのでしょうか?
河原畑さん
深堀
ちょうど昨日から、送っていただいた寄贈品が全国のお寺さんに届き始めていて、私が住む札幌市内の登録寺院のもとにも届きました。 来週おすそわけの梱包会があるので、ボランティアの方たちと一緒にご家庭向けに箱詰めします。いつも本当にありがたく思っています。
河原畑さん
おてらおやつクラブに対する意識の変化
小林
寄贈を継続していただく中で、社内で何か反響などはありますか?
河原畑さん
近藤さん
小林
社内の掲示板や先ほどの「三方良し」という言葉のもとに部署の垣根を超えたチームがあるという話から、会社全体のまとまりやつながりがインタビューの合間合間に見えてきて「すごく素敵な会社だな」と伝わってきます。
支援の手を広げていくために
小林
今後のおてらおやつクラブに期待していることはありますか?
河原畑さん
小林
よろしくお願いします。私もおてらおやつクラブで広報を担当していますが、今全国で起きている問題や、必要となる助けというのは、もっと発信していかなければならないと改めて感じました。
深堀
内海産業さんからいただいた言葉を今後の活動でも大事にし、もっと色々なエリアで活動のことを周知できるように進めていきたいと思います。
インタビューを終えて
「表には出ずにお客さまの思いを形にする」内海産業さん。そして「おすそわけを送る人と受け取る人の思いをお互い、そして社会に伝えていく」おてらおやつクラブ。これは私がインタビューを通して感じた共通点です。
世の中には見えないところで支えている人たちがたくさんいるんだと思わせられると同時に、私も社会の支えとなるような人間になりたいと感じる回でした。(小林)
日頃からの多大なご支援に加えて、今回のインタビューにもご協力くださった内海産業の皆さまに、改めて感謝申し上げます。
おてらおやつクラブではこれからも、こうした一つ一つのご縁を大切にし、様々な企業さま・個人さまと協力して子どもの貧困問題の解決に取り組んでまいります。
どうか引き続き応援のほどよろしくお願いします。
*困りごとを抱えるご家庭からの「たすけて」の声に十分に応えていくため、継続的に活動を支えてくださるマンスリーサポーターを募集しています。
継続寄付ご案内の専用ページを立ち上げ、私たちが過去に受けとったお母さん・お父さんからのメッセージをもとに編集した、3人のお母さんのエピソードをつづりました。
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