新顔も、シュートも。

＊＊ベランダ記録2020＊＊

わたくし地方、緊急事態宣言が解除されましたが、県をまたいでの移動はまだ禁物。となると、私の日常は、まだ遠い遠い気がしてきます。
というわけで、ベランダ仕事も、ここ数年の春～夏より真面目にできてる気がします・・・もう、どこに 幸い が落っこちてるかわからないわよ・・・

今日の表紙、ミニバラのニコラ。
彼女は私より先住です。お嫁に来た時、すでにこの家に居た、わけです。
夫が鉢植えで頂いたもので、これがベランダをいじり出すきっかけになったのです。
頂き物だったため、最初は名前もわからず。
いろいろ調べて、デンマークのポールセンローザ社の“ニコラ”なのではないか、と。
ニコラさん、生命力がものすごく強くて、切り花にしておくと根っこが出てくる。それも季節を問わず、かなりの確率で。
根っこが出た枝を鉢におろすと、これまたかなりの確率で根付く。
なので多い時は5鉢6株ありました。
だから、もしかしたら今居る3株は、最初から居た子じゃないのかも。
子か孫かひ孫か・・・
クリームとピンクのマーブル咲きで、過去には肥料を変えたらピンクがあまり出なくなってしまった事件などもありました。
今季の一番乗りさんは、もっとピンクが出るかなーというつぼみでしたが、開いてみるとクリーム味が強いですね。
秋までぽつぽつ咲く子たちなので、まだまだこれからが楽しみです。

今季2輪目のゴールデンハート。

最初の花に比べると、やっぱり小さくなりますね。仕方ない。
そして可哀想なのは葉っぱが無いこと。花首の下の、出始め柔らか葉は(わたくし地方の方言では、みるい、と言います)うどんこ病に侵されてしまい、切り取るという粗治療をしたため、ろくろ首状態(ごめん)。

そのろくろ首ゴールデンハートの後ろに写りこむ、現在祭り開催中になっているアイスバーグ。

ぽこぽこ咲いてます。ほんとに祭りです。
そしてみんな下を向いているので、カメラを下に構えて、ビューファインダーでの撮影。
お空がもっと青いとよかったんだけど。

ぶみのおと 初登場、ミニバラ・グリーンアイス。

ほふく性なので、鉢の列に並んだままだと上手く撮影できないので、ちょっと引越しして一枚。
グリーンアイスの名の通り、緑の花になっていきます、これから徐々に。
真っ白で咲いて、緑色へと変化していくんです。あ、つぼみにはピンクが見られることもあります。
今季はまだ1輪しか咲いていませんが、上手く行くと、一枝にいろんな色が見られる場合も。
とはいえ、年々枝の伸び具合が短くなっているのがすごく心配。
ブログから、ここnoteに引越すのにあたり、過去記事や画像を見ていて、他のバラはみんな大きくなっているのに、このグリーンアイスだけが、小さくなっているんですよね。
お迎えした次の春は、もっさーとなっていて、写真を撮るのにどうしたらきれいになるのか分からん！って感じだったのに。
樹には寿命があるのかもしれないけど、少しでも長生きしてほしいと思っています。

そして最後は、この子も ぶみのおと 初登場。亡き伯母のお庭から引っ越してきた、種類のわからないバラ。伯母の名前と住んでいた場所から、ふきちゃんと愛称を付けました。
そのふきちゃん、まだ花芽がありません。

後ろのアイスバーグの枝がすごくて、ふきちゃんにピントが来ない・・・
そんなふきちゃんですが、わが家にきて3回目の今季、初めてシュートが出ました。

なんと可愛らしい、愛くるしい。眺めているだけで、なんだかうるうるしてきます。
伯母の庭から来た時には、ひょろひょろで、大丈夫かなと心配していました。ふきちゃんの兄弟は、地植えだったので(伯母のリクエストで、私がせこせこ植えましたわよ)、とっても立派に育っていたのですが、それを持ってくるわけにはいかず、鉢にぽつんと取り残されていたひよひよのこの樹だけ、引き取ってきたんです。
昨年は花も咲かせてくれて、今年は枝もなんだか自由に伸ばし始めていて、頼もしくなったなーと思っていたところにこのシュート。
バラは品種によってシュートの出やすいものあります。反対に先述のアイスバーグは、ほとんどシュート更新しないので、ある枝を大事にしてね、という品種です。
これはどうなのかな。少なくとも出やすい品種、とは思えないので、感動もひとしお。
バラを育てている方にはわかっていただけると思います・・・

今夜から明日にかけて、わたくし地方は大雨の予報。
バラの鉢、奥に寄せようかな、と思った夕方、ジョロウグモさんが軒先に美しくお家を作っていましたので、あ、そんなに風が強くて荒れたりはしないのね、と、クモさんを信じて、そのままの位置で。
かわいいこの子たちになにかあったら、クモさん、責任とってくださいね。