ASD 社会人になって15年経ってみて

 昨日、月1回の診察で、発達障害について振り返った。 
○プラスのこと
・いじめから逃げられるようになった。
・自分の体調に気付けるようになった。
・体調に気付けるので、重症化しにくくなった。
・自分について分かるようになり、言語化出来るようになった。
・自分を少し認めることが出来、できる範囲でやろうとするようになった。
・なんとなく自分は変だ。おかしい人だ。 → 自分は〇〇なところがある。
というように、自分の人間性を否定するのではなく、人とは違う点について考えるようになった。
・感覚の過敏さと、イマジネーションの障害がネックだと分かった。

○マイナスのこと
・明らかに、過敏さゆえの体調悪化の回復に時間がかかるようになった。気持ちは前向きでも、身体がついてきてくれないことが増えた。
・苦手さに気付いたことで、隠そうと過剰に適応しようとし、プレッシャーをかけるようになった。
・人間関係の中で何度も失敗している場面に直面すると、頭がモーターのように活性化し、翌日、体調が悪くなるようになった。


苦手さを克服しようと必死だった20代。ある意味、傷にも強く、辛くても向かっていけた。35歳、体調が自分の思いではついてきてくれず、体調が許す範囲でしか活動できなくなった。眠くなくても、体調回復のために昼寝が必要になった。

うーん。。。15年後が恐ろしくもある。。。働ける喜びを感じられるのは、時が限られているかもしれないと感じた。

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