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短歌4月

 短歌を100首詠んでコピー本を作る。という夢の100首詠む。を達成しました!
 増えていく短歌とを見つめながら本の形にしていきたいと思います。
 


「まじない」も「のろい」と同じ字をしてる 強いおもいの成れの果て

海色の似合うあなたは私のよすが 魚になってそこで暮らすの

コンクリート汚くなったヒメツバキ 君と並んで踊るワルツ

君と同じ羊水で呼吸がしたい 生まれ変わったら双子になろう

あの人も同じ夢を見て欲しい 幻のようなあの日々の

夜はまだ肌寒いねってコンビニの コーヒー片手に共に着く帰路

あなたからもらった命の欠片たち 私の中で滔々と巡る

「お願いだから死なないで」 そういったのはお前なのに

君だけがよすがだった こんな世界で生きられる唯一の

言葉より繋いだ手の温もりが 私の心いっとう癒す

ねぇもしも、この世が明日終わるなら 君に宛てたい優しい短歌

最初からこうなるって分かってた 分かってて好きになったよ

ガタガタの前髪もおでこのニキビも 隠せないならどっちもなくなれ


 また、来月末にお会いしましょう。

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