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絵ことば LoCoS -2

LoCoSのキャラクター

LoCoSは「視覚言語(絵ことば)」であるため、形を見れば意味がわかるように心がけた。これらの絵文字はそうした例だ。存在を意味する「・」を加えた下記の8種類の「意味の要素」を用意した。

円は「太陽・日」を表し、L型の針が入ると「時計」、針だけで「時間」、長針に点で「今」、長針の左に点で以前、長針の右に点で「以後」となる。
太陽の真ん中に点で「今日」、左で「昨日」、右で「明日」となる。

太陽の周りを地球が回っています。一回りすれば1年を意味し、春夏秋冬から成り立っています。

人の形はテーブルを囲んで腰掛けた4名を上から見下ろした頭の円形に鼻が上を向いたのが「私」で1人称。下を向いたのが「あなた」で2人称。右向きは彼、左向きは彼女で3人称とした。

鼻を削除した切れた輪っかは「人」一般。輪っかの中心に点なら「私」、十字架で「神父」、手紙で郵便配達人、魚で漁師となる。

ハートの形の上部を切り離して、形のバリエーションを作りやすくする。人とか考えも同じく上部を切り離した。

水平の棒を下部において「土地・場所」を表す。人の輪っかが下向きでその横棒と組み合うと「社会」。その下に土地の横棒がつくと「国」、左右に離れると外国。

本とかテーブルとか、もの一般を四角で表します。

四角でものが形づくられ、三角形の三つの角で考えが形づくられる。考えは割り切れない特徴を持って三角形に共通する。

太陽と疑問符で「いつ?」、人と疑問符で「誰?」、ものと疑問符で「なに?」、考えと疑問で「なぜ?」、土地・場所と疑問符で「どこ?」など、疑問代名詞がすぐにできる。
疑問符と意味の共通要素を組み合わせて、疑問代名詞を作る。

枠の上の角左右に点を2個添えれば、複数を表します。

「存在」は点で表す。


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