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AIとWeb3とVTuberの実験を開始します!|実験その1「NFT→SBT」

今年で最も暑い今日この頃、そろそろ色々な実験を開始するので、徐々に「Vhigh!で何をやりたいか?」を知ってもらおうと思ってnoteを書くことにしました。

やりたいことがたくさんあって一つの記事にはまとめれそうにないのでいくつかの記事にします!まずはNFTについて。

NFTは売上なのか調達なのか

昨年、多くのジェネラティブNFTのプロジェクトが誕生しました。そして多くのプロジェクトはYuga Labが生み出したとされるNFTを販売して得たお金で「何かを作っていくよ!」というVISIONを立ててNFTを販売し、その調達したお金をNFTやコミュニティに再投資し、何かを生み出そうということをやっておりました。

NFTプロジェクトはこの調達金額がつきるまでに事業を成り立たせなければならないチキンレースのようなものです。

NFTはチキンレース

お金が底をつきそうになったらNFTを再度販売して調達もしくはVCなどの外部の投資家のから調達して寿命をのばすという作戦もありますが、基本的にはその限られた予算の中で「世の中の人がお金を払って使いたいというもの」をなんとか生み出さなければなりません。

NFTは、エンジェル投資を少し民主化したような形にみえるのですが、大きく違う点は株式だとEXITするまでは基本的には途中で抜けることは無いのですが、NFTの場合だと途中抜けができるということです。一方で、プロジェクトが成功した時に明確にはキャピタルゲインが約束されてもおらず非上場株で売買可能な状態です。

VALUというサービスの失敗

個人の価値を売買するSNS「VALU」

2017年に個人の株式が発行できるVALUというサービスがリリースされました。YouTuberのヒカルが炎上したことで有名なサービスですが、結果的にサービスを終了してしまいました。

僕はその頃たまたまブロックチェーンの業界にいて、その当時社長の小川さんにインタビューした時に「VALUの良くなかったところは発行と上場が同時にできちゃってたこと」だとおっしゃっていてNFTにも同じ課題感を感じています。

株式市場だと一般的に誰でも株式を買えるようになるまでに上場審査というものがあります。東証が2年くらい掛けてこの会社は大丈夫なのかという審査します。

それで大丈夫だなというものだけが上場するわけで、かなり絞られてます。2022年に上場した企業の設立から上場までの期間は平均「16.5年」だそうです。株式だと発行から上場までに「16.5年」一方NFTは「0年」です。

NFTの保有者の多くは転売目的

そして、実際にNFTのコミュニティを運営してこの課題感に直面しました。NFTのHolderのほとんどがちょっと上がったら売ってやろうという海外のNFTの転売目的の人々だったのです。

なので、彼らが喜ぶのはこのNFTプロジェクトすごいだろと言わんばかりの、ハイクオリティなテザー動画だったり、ハイクオリティなクリエイティブ、経験豊富なTEAMだったりするのです。なぜならそのニュースで期待値を高めることで価格が上がってすぐに売り抜けることができるからです。

この発行してからすぐ上場してしまうNFT問題を解決すべくVhighでは、一つの「実験」をやってみようと思ってます。

Vhigh!の実験1「NFT→SBT」

Vhigh!では既存の眠ってるNFTを保有した状態で、0.1ETH支払うことでNFTをSBT化することができます。

眠ってるNFTのAvatarにBIND YOUR SOULしてSBTに

NFTからSBTに進化するとともに自分のインターネット上の肉体(Vhigh! Avatar)を手に入れることができます。獲得したAvatarはGoogle meetsなどのオンラインmtgでVTuberとして振る舞える拡張ツール「Vme!」を使ってオンラインmtgはVTuberの姿で参加できます。

STEP01 自分の好きなNFTを選んでね
STEP02 肉体(Avatar)にあなたの魂をSOULBIND(入魂)!
STEP03 Vhigh! Labへようこそ

NFTコミュニティの純度

SBT(ソウルバウンドトークン)とは、日本語で「魂に紐付いたトークン」と訳されるもので、「譲渡不可のNFT」のことです。なので、NFTコミュニティの大多数を締めてる短期的な転売目的の層の人々は入ってきません。

なんとか「Vhigh!を大きくして成功させよう!」または「好きなAvatarでVtuberになりたい!」だったりの長期でVhigh!で大きくしようという人が入ってくることで、Vhigh!のビジョンである「メタバースのスターをみんなで作る」というところを目指す人々の純度が高くなることを目的にこの仕様にしました。

そして、この最初にVhigh! Labで何かを生み出すことの実験をしてくれる1万人をまずはSBTを活用して、じっくり集めていきたいと思っております。

SBT化することでVhigh! Labの一員となります

そしてこれはまだ「入り口の実験」です。Vhigh! Labでどのような実験をするかはまた明日書くことします。

崖の上からから飛び降りながら、飛行機をつくるようなものだ

最初にNFTのプロジェクトはチキンレースのようなものと言いましたが、スタートアップ界隈では良く、スタートアップは「崖の上からから飛び降りながら、飛行機をつくるようなものだ」比喩されることがあります。

そして、NFTプロジェクトとスタートアップの大きな違いはそこに最初からコミュニティがあるかないかです。NFTはコミュニティとともにみんなで行うスタートアップであり成功したときにはコミュニティ共にそれも分かち合えるが一番の面白いみだと思っております。

Vhigh!はPMFを探すため、色々な実験をしますが、それも楽しめるコミュニティであれたら最高だなと思います!みんなでスタートアップしましょう!

次の実験はまた明日!

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