
盃つまんで Vol.39
「国立映画アーカイブ」
映画好きの私に欠かせないの「国立映画アーカイブ」だ。
一九五二年に「フィルム・ライブラリー助成協議会」が設置され、京橋の建物は旧日活本社で映写ホールがあったのが役立った。一九七〇年に「国立近代美術館フィルムセンター」が発足。一九八四年に不慮の火災がおき、その再建中は竹橋の近代美術館講堂で上映を続けた。一九九五年の新スタートは、神奈川県相模原分館に空調低温管理万全の保存庫を新設。京橋は映写ホール、資料室に展示室も加わる。二〇一八年に日本で六番目の国立美術館「国立映画アーカイブ」となった。その目的は(1)映画を保存・公開する(2)映画に関するさまざまな教育(3)映画を通した国際連携・協力。
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