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太田酒俱楽部オンラインマガジン

全国の居酒屋をめぐり、数多の著作を世に問うてきた 居酒屋探訪家・太田和彦のオンラインマガジン。 毎月2回更新される「コラム」「フォト日記」「太田図書館」「お便り交歓室」など多彩な… もっと読む
好評の「コラム」「フォト日記」に「太田図書館」「お便り交歓室」を加えた、太田さんの魅力たっぷりの品… もっと詳しく
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2021年9月の記事一覧

Offショット動画⑤ ロケ日和  いつもの太田スタジオ

 今回もご存じ太田スタジオから。家族の絆を再確認しました。  下記のURLからご覧になれます。(限定公開)

盃つまんで Vol.13

今年の四月、私には初めての出版社、大和書房の女性編集者が訪ねて来られ、以前から私の書くものを知り、新作をお願いできないかと思っていた。それから続けた話にひとひざ乗り出した。  その方は今年早々にお母さんを亡くされ、通夜の夜、父と二人で線香番をしていると、父が珍しく昔話を始め、「中学校のとき、二年生で転校してきた太田和彦というのがいた」「3年になって、同じ高校に進学しないかと誘われた」と。

フォト日記 Vol.13

私の仕事場近くは九つの寺があり、様々な塀が長く続いて、散歩に気持ちが落ち着く。 (※ vol. 01 ~ vol. 05 までは無料で公開中 )

お便り交歓室 Vol.04

太田図書館 #4

東海道居酒屋五十三次 / 小学館文庫 571円 季刊雑誌「文芸ポスト」の三年連載をもとにした一冊(2003年)の文庫化で、副題「よはなさけたびのいざかや」。十返舎一九「東海道中膝栗毛」を模し、筆者(太田和彦)、挿絵(村松誠)に女性編集者が加わった三人旅だ。こういう「旅もの」は、一人旅は内面的になり、二人旅だとべったり感が出るが、三人旅は司会役が加わることで内容が客観的になり、それが女性だと、なお話もふくらんでゆく。

盃つまんで Vol.12

オリンピックが終わった。興味がなく、そもそも開催反対の私はテレビをつけることもなかったが、たまたま家人が見ていた開会式は幼稚だった。会期中のテレビ放送は盛り上がったようだが、コロナ禍で、外出も、飲食も、観劇やライブコンサートもすべて消えた閉塞状況に、家でテレビを見るしかない中、唯一のライブだったからだろう。放送も新聞もそれ一色になったのは、じつに情けなかった。

フォト日記 Vol.12

前回「木更津編」で訪ねた、古い建物の西洋骨董「金田屋」は、よだれの出るものばかり。取材中でじっくり見る時間がなく、写真にだけおさめてきた。ぜひまた行きたい。 (※ vol. 01 ~ vol. 05 までは無料で公開中 )