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2024年正月のPNKT日誌

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2023年は自分がポンコツと思い知った「ポンコツ元年」でした。 2024年年明けに帰省したときのドタバタをポンコツ視点から軽い気持ちで書いてフェイスブックにアップしているうちに…
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2024年正月のPNKT日誌 9(最終回)

昨日お迎えしたブリは早速、午前中の雑煮、そして午後のブリしゃぶと八面六臂の活躍を見せた。 さすが、鳴り物入りで登場し、我々の予定を全部ひっくり返してしまっただけのことはある。 まるで大晦日にレコ大(今は「年忘れにっぽんの歌」?)と紅白など生放送をリアルタイムではしごする歌手や、正月どのチャンネルを見ても出ている売れっ子芸人のようである。 昔はレコ大に出演した後紅白に出番がある歌手は、警察が道路を交通規制して赤坂から渋谷まで先導して送り届けていたと聞いたことがあるが、今は

2024年正月のPNKT日誌 8

倉庫の件は中途半端だが一応解決したことにし、 次はいよいよ今回の(も)ミッションのメインとなる枝切りにとりかかる。 当初の思惑では、マキタのレシプロソーという強い味方を得てサクサクと枝切り作業が進んでいくはずだった。 アマゾンのブラックフライデーだかで電ノコが安くなるから機種を検討してくれ、と姉より再三催促されて、全くわからないままあれこれ比較しようとしていたが、値引き対象になっている機種は全てがマキタの充電池と互換性を持つ海外のメーカーの製品であった。 国産クオリティ

2024年正月のPNKT日誌 7

墓参りの次は、実家の倉庫だ。 倉庫の敷地内にゴミを不法投棄する不逞の輩がいて、隣町の町内会長の手を煩わせたらしいという件に対処するための策を姉と相談する。 隣町と言っても昔の区分で、~町と名前がついているもの、で現代では自治会のようなくらいの単位だと思う。 小学校での集団登下校時はこの~町という単位で行っていた。今は子供が少なくなっているからそういったことはしていないかも知れない。 この旧町名ほ現在の住所表記からは一部を除いてほとんど失われているが、日常生活の中にはし

2024年正月のPNKT日誌 6

夜が明けて1月3日。 前日の疲れが抜けきらない感じもあって布団が名残惜しいが、姉の「おーい」といういつものが聞こえる。無視していると次第に苛立った口調になるアナログスヌーズシステムだ。諦めて起床する。 前日の分を取り返すべく朝から多少の気合を入れて墓参りからスタートした。 姉が線香を準備するのを忘れたと言ってひと揉めする。線香はかぶって買ってしまっても、どうせいずれは使い切ることになるものだから、自分も意固地になって余計なことを言わない方が賢明だった、と後から後悔する。

2024年正月のPNKT日誌 5

彗星のように現れたこのトリックスターとは「ブリ」であった。 なぜ「ブリ」なのか?詳細は省略するが、この瞬間に我々きょうだいとブリとの抗い難い縁が結ばれてしまったようだ。 果たして姉弟の正月のミッションの中に突如として差し込まれた、「ブリをお迎えする」という一大イベントに小一時間以上を費やしてしまうこととなった。 倉敷美観地区のある辺りよりもさらに西へと車を走らせ、さらにしばらくの待ち時間の後、めでたくも無事にブリをお迎えし終え、岡山市東区に戻ろうという頃には、例年の自分

2024年正月のPNKT日誌 4

2日の朝は、頼まれた土産物の購入や、姉に渡すDVD、沖田神社にお返しする御札の準備などと並行しながらギリギリまでしつこく作業をして、なおかつなるべく早めに家を出た。おお、マルチタスクをやっているではないか。知らんけど。 例年の自分に比べれば非常にテキパキと、かつ抜かりなくやったつもりで自分を褒めてやろうという気にすらなった。俺でもたまには気が向けばそれくらいできるのだ、と。あくまで「つもり」だが。 商店街を歩いているとギターのケンミさんにばったりあって挨拶をする。 めでた

2024年正月のPNKT日誌 3

なんだんかんだと作業を続け、日付が変わろうかという頃に、PCのキーボードの上にうっかりお茶をこぼしてしまった。 ど派手にバシャーとやったわけではなく、左側の数個のキーを濡らしてしまう程度だったのだが、言うことを聞かなくなってしまった。ここに来てこれは困る。 キーを取り外して接点を拭いたりしてみたが相変わらず挙動はおかしいままだった。これでは作業を続けられない。 完全に乾けばまた正常に作動するようになるかも知れないが、キーを外したままでいつまで待てばよいのか想像もつかない

2024年正月のPNKT日誌 2

大晦日になるとちょっと良かった膝や足首の調子がまた変わってきた。 どうやら締め切りを意識するようになると痛むようになっているらしい。 世の中の締め切りに向き合っている人たちはどうなんだろうか。 元日は制作に当てたが、すっかり左の外反母趾のところが痛んでしまった。 2日から3日は帰省すると決めているので、完成はしなくてもまあまあなところまでやっておかないともう間に合わないところまで来ている。 雰囲気だけでも、と滅多に見ないテレビのスイッチをつける。 のんきな番組が流れて

2024年正月のPNKT日誌 1

年末までの顛末はブログに書いたものの リンクをアーティストページにシェア済なのでそちらをご覧いただくことにする。 http://otanokami.officialblog.jp/archives/24177791.html 昨年はつくづく自分はポンコツと自覚させられた。 もういい歳でもあるし、等身大の自分をちゃんと認識することだと思い知った。 29日にむ~らさんでの忘年会ライブにはなんとか体調が間に合った感じで、昨年のように右肘が腫れ上がった状態と比べれば数倍よいコンデ