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犬との生活、愛犬がよく寝る理由を考えてみた

最初に犬と暮らすようになったのは、15年以上まえ。
紀州犬のミックスで白い男の子。
穏やかな性格で誰にでも尻尾をふって、
背中を差し出して、触ってくれるのを待つ姿がかわいかった。

アニマルセラピーの研修をお願いした動物ボランティアさんと
打ち合わせが終わる。

雑談が始まり、愛犬が病気で亡くなったばかりだということや
仕事で訪問したお宅に犬がいると「うちの犬に目が似てる」
「こんな顔したな」とか、つい重ねて思い出してしまう、という話をした。


研修が無事終わったある日、
動物ボランティアさんから、突然電話がかかってきた。
「今、すごく性格のいい子(犬)を預かってるの。会ってみない?」と。


足を怪我して歩けなくなって、保護された犬。
交通事故に遭ったみたい。
ボランティアさん宅では、人の後ろについて回って遊ぶ人好きな性格。

保護されるまで餌や水がとれていなかったのか腎機能が悪くて治療中だと
いうことと、骨折はなくて傷はもう少しで治りそうだということ。
二度と迷子にならないようにチップを埋め込む必要があることなどなど・・・色々を済ませてから、1週間のお試し預かりがあると聞いた。

返事は、よく考えてからして、と言ってもらい電話を切った。

短い雑談の時間に、ちょっと話しただけの、それも私事なのに、
寄り添ってくれる心遣いに感謝した。


似ている犬を見つけては、亡くした犬を思い出す。と子供に話したら、

「わかる」と。

子供も似ている犬を見つけては、同じ思いをしているという。

「次に飼うことはないねぇ」と二人で話した。
それも、つい先日・・・
その日の帰りは、そんなことを頭に浮かべた。


三日三晩悩んで(たった三日?)
「会ったら飼っちゃうよなぁ」と思いつつ・・・

「お試ししてみます」と返事をしてしまった。
彼は1週間のお試しから、そのまま我が家の一員になり今に至る。

うちに来た時が推定3歳で、あれから8年。
いいお歳?おじいちゃんの域?のはずだが、
好きな言葉にはジャンプで応える。
「散歩」「ごはん」「おやつ」は聞いたらジャンプせずにはいられない。


学習能力が高い犬種で、人間が次に何をするか予測するみたい。

家から回覧版を持って出ると、隣の家がある左方向に歩き出すし、
ごみの日は、道路を渡ってゴミ捨て場に率先して向かう。
お散歩バックを持てば、家を右に出て散歩コースに行く。


小さい頭でよく考えてる。
起きている時は全力でフル回転。
私がまったり家にいる時は、彼は何も考えない。

だからよく寝るのかな?

寝ている姿に安心する。
寝顔がブサかわいいこと知ってる?


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