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ようこそ施川ユウキの世界へ。

「孤独のグルメ」「居酒屋新幹線」。有名バイプレイヤーが美味しそうに食事をするドラマを私たちは知っている。しかし、その真逆をいくような漫画があるのを皆さんはご存知だろうか?

そう、それが「鬱ごはん」。主人公の就職浪人生、鬱野たけしは人と食事をすることが好きではない。そもそも、たいして食に興味がない。そう、彼は食に興味が無いのだ。彼は単に燃料を補給する作業のように、ファーストフードのポテトやデリバリーのピザを食べる。決して美味しそうには食べない。しかし、読んだ後には彼と同じ食事をとってみたくなる。そんな不思議な魅力をもった漫画である。ハマる人は中毒のようにハマるに違いない。

一方の「バーナード嬢曰く。」もかなり癖のある漫画だ。

本を読まずに読んだフリをしたいグータラ読書家”バーナード嬢”と読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々ー。

(コミックス第1巻背表紙コメントより引用)

学生時代の私は図書館に通ったことなど数えるほどしかない、読書とは無縁の学生生活を送っていた。しかしこの漫画を読むと、図書室にはこんなにドラマに溢れたものだったのかと想像させてくれる面白さがある。何より、私の読書欲をかき立ててくれるのだ。それは、鬱ごはんと同様の作用があるように思う。

友人に自分のことを「バーナード嬢」と呼んでなんて言う主人公「町田さわ子」も強烈だが、そんな依頼は無視して心の中では「ド嬢」と呼んでしまう遠藤くんも同じく強烈だ。

とにかく、施川ユウキの世界というのは一度読むと癖になるので、お気をつけあれ。


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