B.E.夏号 第5章「ヤングケアラーを巡る社会変化」
※本記事の文量は約5,900字です。
映画『誰も知らない』(是枝裕和監督)が公開されたのが2004年。そして『リエゾン』(竹村優作・ヨンチャン、講談社)の第1巻が発売されたのが2020年。16年経って、子どもたちの描かれ方はどのように変化してきたのだろうか。二つの作品からヤングケアラーをめぐる社会状況を紐解く。
ー本章ではヤングケアラーについて話をさせてください。
(鈴木)ヤングケアラーについては、『リエゾンーこどものこころ診療所ー』(竹村優作・ヨンチャン、講談社)の第