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日仏生活駄文 ~ 三國シェフのYouTubeが凄いことになっている

「世界のミクニ」、みなさんどこかで一度は聞いたことがありませんか?

世界のミクニ、三國シェフこと三國清三氏。
今やレストラン経営はもちろん世界中で料理審査員等でも活躍する、日本を代表するフレンチ料理人です。

また、日本人で初めて料理人としてレジオン・ドヌール勲章を受賞したことでも知られています。
※ナポレオン1世が創設した、フランスで軍功もしくは文化に功績のあった人に大統領が直接授与するとても名誉ある勲章のこと。北野武も受賞者の1人。


三國シェフのざっくり履歴! 北海道増毛町出身、札幌グランドホテルで修行を積んだ経歴も。そこから数々のアニメ漫画的な奇跡を起こしつつ、20歳でスイスの日本大使館のメインシェフに。その後は20世紀最高のフランス料理人と言われるジラルデ氏の元で教授。 腕一本で世界へ駆け上がった、まさに生きる伝説のシェフです!


北海道出身、かつ昔の札幌グランドホテルの1ファンだった私としては勝手に親近感を覚えていたのですが…

そんな三國シェフ、最近YouTubeを始めたのをご存知でしょうか?

伝説と呼ばれるフレンチシェフ、さぞかし高いところからお塩やトリュフオイルを振りかけたりじっくり時間と手間暇をかけた凝ったなんちゃら風ソースを添えちゃうんでしょうと思いきや・・・

三國シェフ『オテル・ドゥ・ミクニ』のYouTubeレシピが、どれもビックリするくらい、簡単で美味しい!

どのレシピも基本は家庭で簡単に揃う材料、かつ工程もシンプルな料理ばかり。

そして味はもちろんのこと、そんな世界のミクニが時にレシピを間違えながら、適当に(失礼)編集なしでザクザクと料理を進めていく工程が、なんとも親近感と人間味があり、面白いのです。

時に慌ててソーセージの袋をポロッと一緒に鍋に入れてしまったり↓

料理の順番を間違えて慌てて巻き返したり↓

ハンドパワーの気合いで焼くクロックムッシュ↓

各回の最後に必ず試食シーンがあります。

いつも出来立ての熱々を頬張りすぎてアフアフとなっている姿が、こう言ってはなんですが一流シェフというより一流の食いしん坊が前面に出ていてなんとも可愛らしい。そして本当に美味しそうに食べるのです!

料理に合うオススメのワインも紹介されていて、料理番組としての見どころも盛り沢山。

我が家では、クリスマスにローストチキンのレシピにトライ。簡単にプロの出来栄えになって感動しました。

レシピは毎日更新されているので、ぜひこのステイホームの時期に本場フランスの味にトライしてみるのはいかがでしょうか?

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