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元公立中学校教師の夫がたこ焼き屋さんを始めた話②

夫がたこ焼き屋を始めて4ヶ月ほどが過ぎた。

たこ焼き屋を始めた理由について
「地域の中で教育をしたいから」らしいと
それっぽく書いてみたけれど、
いや、それは嘘ではないけれど、
なんかそういうことよりも、
一番の理由は、

教師がやるたこ焼き屋さんが地域にあったら
何が起こるのか?

みたいな、壮大な実験みたいな感じなのかなと。

平日の昼〜夕方に営業をしているため、
平日に行政保健師として働いている私は、
普段、営業中のお店に行く機会はない。
先日の4連休に少し営業をしていたのと、
夫の大学時代の友人が来店すると言っていたので、
久々、営業中のお店に行った。

たこ焼きが焼き上がるのを店内で待つ高齢の女性。
夫の友人、30代男女。
たこ焼きを買いに来た小学生集団。
年齢も性別もバラバラの
そこに居合わせただけの人たちが自然と話していて、
なんとなーく交流してて、
なんかええなぁと思う。

同じメンツが、
例えば、スーパーのレジ待ちで居合わせたとして
自然に交流することはない、、、と思う。

これはたこ焼き屋さんという場の力なのかも。

この場のさらにすごい可能性は、
ここで顔見知りになったら、
スーパーのレジ待ちで居合わせた時に、
自然には交流することはなかっただろう人たちの間に
会話が生まれることもありうる!ということ。
さらに進めば、
困った時に助けたり、助けられたり
そういうことも出来るかもしれないってこと。

夫の実験はまだまだ始まったばかり。