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2022年8月読書メモ(12/30)

今月は少なめ。

虚空の糸 警視庁殺人分析班/麻見和史

殺人分析班シリーズ4作目。
最後、ちょっとしたどんでん返し的な意外な展開。
塔子の閃きから一気に事件の真相を掴んだ感じ。
塔子はスーパーウーマンではないけれど、
ここぞというときの直観力が強みの人物なのかな。
あくまで地道な捜査から得た情報により得られた閃きではあるけど。

展開が気になりすぎて、
後半は、睡眠時間を削って一気に読んでしまった作品。

聖者の凶数 警視庁殺人分析班/麻見和史

殺人分析班シリーズ5作目。
かなり後半まで、事件に?が多くて、
全部が明らかになった時にビックリ。

思い返せばヒントは散りばめられていたけれど、
この真相ピタリと当てられる人っているのかな?
色んなことが重なって複雑になっていた事件。

ホームレスや高齢者の貧困について、
描いている部分もあり、
そのあたりについても考えさせられる内容だった。

魔法のリノベ1-4巻/星崎真紀

昔から家の間取りとかを見るのが好きで、興味を持った漫画。
以前、無料で3巻まで読める期間に3巻まで読了。
今期ドラマ化されているのを視聴していて、
改めて原作漫画を読み返したくなって、最新の4巻まで購入。

とある事情により、大手工務店から家族経営のまるふく工務店に転職してきた優秀な営業ウーマン・真行寺小梅。
まるふく工務店社長の長男玄之介とリノベーション営業のコンビを組み、様々なお家のリノベーションに取り組む。
「家のリノベーション」を通して繰り広げられる様々な人間模様を描いた作品。
(と私は理解してます)

ドラマでは、漫画であまりクローズアップされない人を大きく取り上げたり、
漫画には登場しない人物が出てきたりして、
恋愛要素や主人公・小梅の元職場との関係も色濃くしている感じ。
あと、コメディ要素が強いかな。
よりキャッチーにわかりやすく、賑やかなドラマにしている感じ。

「家」って「暮らす」場だから、もろ生活や人生に関わってくるもの。
そんな「家」を題材にしているから、
その家に住む様々な人生模様が見えてきて、物語として面白い。

間取り好きとしては、
巻末にその巻で出てきた家のビフォーアフター、リノベの解説みたいなのが出てくるのもまた楽しい。

また、連載を再開しているみたいなので、また続きが出たら読みたいな。

夜空に泳ぐチョコレートグラミー/町田そのこ

町田そのこさん。
本屋大賞とかも取ってて、
読んでみたいなーと思っていたら、
Kindle Unlimitedであったのでポチり。

短編集でまだ2つ目までしか読めていないけど、
すごい好き。
読み終えたらちゃんと感想また書こう。

8月は読書があまり進まず。
理由の1つはnote毎日更新で読むより、書くにちょっと忙しいから。
理由のもう1つは、なんとなく気分が落ち込んだ日が続き、
そんな時には好きな本や漫画を買うことに躊躇してしまったから。
自己肯定感が下がって、読みたい本買うとか、そんな贅沢していいのかしら?モードに入ってしまっていた。
なぜか知らないけど。
私は、以前からお金とあまり上手に付き合えないところがある。
まぁ、買ってもいいんじゃないかなぁって今は思っている。
書くためにも、読むが必要だなって思うし。
9月はもうちょっと読書が進む、、、はず。

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