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Pocketの、2020年長編トップ3

Webで見つけた記事やコンテンツをクリップし、後日、確認したり整理する為にPocketを使っている。Pocketは、ユーザーがクリップした情報などをもとに、おすすめのコンテンツを紹介してくれるのだが、毎年、一年で最も読まれた記事など、いくつかのテーマでコンテンツを総括している。今回は長編(とにかく長い)トップ3を紹介する。

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1つ目は、雑誌GQの"The Great Buenos Aires Bank Heist."

2006年1月13日の午後12時38分、「銀行強盗が発生した」との通報が警察にあった。数分後、警察はブエノスアイレスの北に位置する、緑豊かで裕福な郊外のサン・イシドロを走っていた。現場に到着した警官たちは、アルゼンチン最大級の金融機関であるBanco Ríoの日焼けした2階建ての支店で、泥棒がまだ中にいることを発見し喜んだ。警官が周囲を見張ると、一人の警備員が銃を持って外に出てきた。

2つ目は、Vanityfairから"“Ghislaine, Is That You?”: Inside Ghislaine Maxwell’s Life on the Lam."

"ギスレーヌ、あなたなの?" マイアミからニューヨークへの航空便、ファーストクラスの機内に乗り込んできた女性は、ほとんど見分けがつかなかった。かつて、スタイリッシュで注目を集めていた彼女の服装は、注目を避ける為にデザインされているようにさえ見える。普段は完璧な彼女の顔に化粧が施されていない。彼女の特徴である黒のボブには灰色の髪が見られ、特殊なダイエットやチャリティー・サーキットに出演していた日々は、はるか彼方にあるように見えた。その女性、ギスレイン・マクスウェル。ジェフリー・エプスタインが彼女にもたらした華やかなニューヨークの生活の痕跡が全く感じられない。彼女は、誰にでもなれたかもしれない。あるいは誰にもなれなかったのかもしれない。

3つ目は、The Cutから"Un-Adopted YouTubers Myka and James Stauffer shared every step of their parenting journey. Except the last."

ビデオは他の多くの人と同じように始まった。優しい照明の中、レンズを見つめるユーチューバーのマイカとジェームズ・スタウファー。しかし今回は、約100万人の購読者(マイカのYouTubeチャンネルでは70万人以上、家族のブログ「The Stauffer Life」では30万人以上)に「子供たち」やマイカの「ママの朝の日課」、菜食主義の食事のアイデアなどをエネルギッシュに伝えるのではなく、夫妻の表情は厳かだった。「これはジェームズと私が公にしなければならなかった最も難しいビデオです」とマイカは言った。

彼らが座っていたベッドの上のリネンと同じ白のシャツを着て、スタウファー夫妻は、彼らがハクスリー、当時5歳の自閉症の息子を中国から養子にむかえていたことを明らかにした - その養子縁組のプロセスと、文章化された彼らの3年以上の生活 - "彼の今の新しい永遠の家族 "について。

正直、翻訳ソフトを使わないと読もうという気にならないような文量だった。内容は短編小説のようでひきこまれる。他にもLife in 2020、Tech、Culture、Racial Justice、Making History、Scienceといったカテゴリーがあるので、順次紹介したい。


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