24.8 蝉の鳴かない蜂月
僕は今、韓国から日本への飛行機の中で記事を書いています。
Wi-Fiを切り、Netflixのダウンロードを忘れた僕は、ここでこのnoteを書くしかないのです。
ということで8月が終わってもう7日も経ってますが、note。更新していきたいと思います。
今回もきっと自己満足のキモい文章になると思いますが、温かい目で見守ってもらえると嬉しいです。
いざ、韓国へ
遡れば6月ごろ、ついに字幕のついた監督作『アスク・フォー・ザ・ムーン』を海外の映画祭に出していこうと考えていました。
知っている人もいるかと思いますが私は「Film freeway」という、登録しておけばワンクリックで映画祭に応募できる超お手軽サイトから、海外の映画祭に応募しています。
右も左も分からないまま、海外の映画祭を調べていると、応募料が無料の映画祭がいくつかあり、とりあえず応募しておくか。と何個か応募しました。
そして
応募したことも忘れていきましたーーー。
すると8月の頭あたりに、一通のメールが。
そこには、どうやら韓国の映画祭に入選したらしいとの記載が。
「韓国の映画祭なんて出したっけ…?」
メールにはこう続けられていました。
・渡航費半分出スヨ
・ホテルとご飯用意スルヨ
・マジで楽しいから来てヨ
そんなうまい話あるわけないじゃないですか。
応募料無料で出して渡航費出してくれてホテルも食事もタダの映画祭なんて
ありました
もはや、渡航費ホテル食事に加え、観光ツアーまで組んでくれる始末。。。。
もちろん開会式は超豪華ディナーに、オペラ歌手の生歌、韓国の楽器団の生演奏、なんかすごい偉い感じの人達からのビデオメッセージ(多分すごい偉いたぶん)。
頼むからもうやめてくれ。
途中から何かに騙されているのかと思ってましたが、今とりあえず帰りの飛行機に乗れてるので一応無事でした。
そんなこんなで始まった私の初海外、初韓国。
実はパスポートもギリギリでトラブルだらけでしたがそれはまた別の話…。
もう1つのチームJapan
もう1つのチームGeidai
そしてなんとこの映画祭にはもう1組日本からの参加チームが。
それが
長棟航平監督
と女優さんの
後藤さりさん
『Lelaina』という作品を制作され、見事入選!!
そして見事「脚本賞」を受賞!!!🏆🎉
(感想を書きたいのですが、めちゃめちゃ長くなりそうなのでやめておきます。めちゃくちゃいいです…はぁ…ぐぅ…ってなります)
そして長棟監督が何と私の母校『大阪芸術大学映像学科』の卒業生(大先輩)であることが判明。
大阪芸大魂がきっと韓国にも届いたんでしょう。
チーム芸大で挑んだ”麗水国際WebFest”
『アスク・フォー・ザ・ムーン』の結果は、僕のXやInstagramを見ていただければと思います…。
韓国・麗水(ヨス)
ナメてましたすみません。
偉いこっちゃ!!!
270度オーシャンビューの、海だらけの超絶観光地。こりゃ、ツアーさせたくもなるわな…。
皆さん、韓国旅行に行く際は是非麗水(ヨス)に訪れてみてください。僕は大好きになりました。
あと、意外と英語話せました…。
高校までの英語力で止まってますが、自分の英語が伝わる伝わる。(向こうが頑張って理解してくれていのかもしれませんが…)。
そしてわかる単語を頭の中で整理して何となく言ってることもわかる。
わかんない時もとりあえずわかった的なことを言って会話を終わらせる手も多用しましたが。
トランペットのおじさんと、仲良し学生クリエイターの子たちと何となくの英語でめちゃくちゃ仲良くなれた。またどこかで一緒に映画を作れたらいいナ…。
まだまだ頑張ります
夏の最後にとっても素敵な経験をしました。
さて『アスク・フォー・ザ・ムーン』
かなり息が長く、様々な場所で上映機会をいただけて本当に嬉しいです…。が、
上映のお知らせのたびに
「おいまたかよ。もういいよ。早く新しいの作れよ」
と思っている方が一定数いると聞いた話を聞いているところを目撃したような気がしましたが、1番自分がわかってます。
ただ、僕は何とかこの作品を劇場に持っていきたいです。たとえ荒削りだとしても、誰かの胸に届く限り、この映画を国内外いろんな方に見てもらいたい。そんな思いです。
ですので、長い目で暖かく見守っていてくださいな…。そして新作を撮るべきなのも分かっています。いろんな準備をしています。
ただ、こうしてこの映画がいろんなところに羽ばたいていけているのは本当に本当にこの映画に関わってくれた、助けれてくれた、一緒になって挑戦してくれた仲間や役者さんや僕のソウルメイトたちのおかげだと思っています。
僕にとってこの映画はそういう意味で本当に大切なんです。これからも僕たちの映画をよろしくお願いします…。
では
また
さよーなら
またいつか!
パッタイパッタイ!
大石
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