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アイドルと関西弁

私は生まれも育ちも大阪だ。
関西弁もネイティブである。関西弁ネイティブは、関西に生まれ育った人の特権だと思っている。自然に話せることができて得していると勝手に思っている。
今や芸人がテレビなどで関西弁でナチュラルに話をしており、関西弁も市民権を得るようになってきて長い。なので、関西弁ネイティブじゃない人の関西弁=エセ関西弁には敏感である。
朝ドラや新喜劇は独特の関西弁で、朝ドラ関西弁、新喜劇弁のようなものを確立していると思っているのでここは割愛する。

この間、King&Prince永瀬廉さんの関西弁を聞いて興ざめしてしまった。
あんなに男前なのに・・・!あんなに全てが揃っているのにエセ関西弁を話すことでプラマイゼロ、もしくはマイナスの要素が勝っていると思ってしまう。
Wikipediaによると、永瀬さんは小6から高1まで大阪で育ったという。
ではネイティブになってもいいはずな気がするが、なぜエセに聞こえたのか。
まず思ったのは、永瀬さんの関西弁と藤原紀香さんの関西弁が似ていたこと。藤原さんも関西出身なのでネイティブなはずが、何か1枚かかっていて、エセに聞こえる。その流れに永瀬さんもいると思う。自然な関西弁ではない、「僕は関西弁を喋れるんだぞ、どうだこのギャップ!」という気持ちが見え隠れしていた。
なぜそのエセ関西弁が気持ち悪く感じるのかはわからないが、関西弁をバカにされたように感じるからなのかなぁと思ったり、自分の魅力をあげる道具として使われているように感じてしまうからか。

これからもエセ関西弁パトロールしてチェックしてみよう。新しい発見があるかもしれない。

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