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リバーズ・エッジを読んで

岡崎京子さんの『リバーズ・エッジ』を読みました。
すごく好きです。ってか何回も読んでます。

過食症とか恋愛とか性指向とか・・・幼い子達でもたくさん悩んでいるんだなって思いました。

絵とか描写とかも好きです。

文字だけのページとかあって、そこがぐさっと刺さる感じがする。


あと、どちらかというと女のほうがメンヘラなイメージが私の中であって、けど主人公はメンヘラな彼氏に嫌気がさしている。けど大切にしたい謝罪の気持ちも垣間見える。ちょっと複雑な感じがすごくいい。

多感な年頃に人が死ぬとか恋するとかショッキングなことがあると、そのあと強くなれる気がするんですね。なかなか忘れられないし。けど大人になって思い出せないだけになっても、ふとにおいとか景色とかで昔の出来事を思い出してしまう。

リバーズ・エッジの登場人物はその後そういう思いをしそうな予感がしました。

総じて人間って面白いなって思います。


また読む。


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