見出し画像

初めての東寺

2024年2月23日@京都
1日目は、母、長男、私の3人で。

初めての東寺。
高野山と善通寺には行ったことがあり、空海さんのもう一つの聖地である東寺にも行ってみたいなと思っていた。
今回、やっと来ることができた。

人でごった返した京都駅のことを考えれば、東寺はなんと少ないことか。敷地が広いからそう感じるのか、それともあまり観光客は行かないのか。

護摩木に願い事を書く。3人とも、入院中の次男のために。母と私は「病気平癒」、長男は「傷病平癒」と書いた。

東寺の北側にある観智院(かんちいん)へ。東寺との共通券を購入するとお得になる。どうしようかなと思ったけど、行って良かった。
ホームページには、「観智院は、真言宗の勧学院。いわば、大学の研究室のようなところです」とある。

ここでは宮本武蔵の絵を間近で見ることができる。床の間の「鷲の図」と襖絵の「竹林の図」。鷲の図は、右上と左下の2羽の鷲が描かれている。そこにいた僧侶が教えてくださった。客殿は国宝に指定されている。結構すごいところだ。
※宮本武蔵は、吉岡一門との戦い後、一門が敵討ちしようと探していたので、観智院に3年間蟄居し、長谷川等伯の指導を受け、絵画にも目覚めたといわれている。

枯山水の庭園も日本的な美を感じられて、ゆっくり過ごせる。人がごった返していない場所で京都の風情を味わいたい人には、東寺と観智院はおすすめ。

観智院の門

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?