思い出し泣き笑い18〜お墓のこと

父は5人兄妹の末っ子だが、墓守している。
私はそのことを良く分かっていないまま、施設入所後落ち着いた頃、色々相談に乗ってくれていた従姉妹のお姉さんから連絡をもらい、その事実を知ることになる。
順当にいけば兄が後を継ぐのだが、
兄にお墓の話をしても「無理」の一点張り。
そこで従姉妹と相談し、永代供養することにした。
でもお墓の中に、私の知らない人も数人入っているようだし、父の両親も入っている。
これは父の兄妹に許可を取らねばいかん。
ということで、何十年振りかに話す父の兄、姉に連絡をした。

墓守が出来ないので、永代供養したいということ。
結構な費用がかかるので(当時調べた時は30万くらいだったかな)、少しでもいいから助けて欲しいということ。
すると、父の姉から反対にあった。
母さん(私にとっては祖母)が必死に働いて貯めたお金で建てたお墓だから、そんな簡単に処分するな!と。
とんだとばっちりだ。
「私は管理出来ないから、叔母さんの方で管理等よろしくお願いします」と頼んで電話を切った。
多少腹も立ったが、出費と手間が無くなったから結果オーライだ。

今回調べて分かったことだが、お墓のお引越しは結構大変だ。
お墓がある役所の許可を取らなければいけないらしい。まぁやらずに済んで良かったかな。