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小田付インタビュー

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重伝建に住むということはどういうことなのでしょうか。重伝建地区にお住まいの方に伺う小田付のストーリー!
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2022年3月の記事一覧

インタビュー vol.03:小田付まちのひと「喜多方よかった、と言って帰ってもらえるようにしたい」

小田付の入口にあるランドマーク的存在である、「蔵屋敷 あづまさ」 かつて福島県一と言われた大米穀商であった建物は、表通りからはあまり分からない。 喜多方の歴史を物語るにふさわしい豪華な造りの建物を継承し 現在は食事処として、多くの客を目と舌でもてなす 若女将の樟山 尚美さんに 建物にまつわるエピソードや、小田付での思い出を伺いました。 ーーーご自分の古い建物を残したい理由は? 父は喜多方、母は若松で。母が嫁に来るときに真っ暗な町(喜多方)に嫁にやるのは嫌だと言って、母のお父