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笑顔が絶えない夫婦が切り盛りする絶品和食「零 -ZERO-」(雑色商店街振興組合)

和食をカジュアルに。

商店街から少し外れたところに隠れ家的な創作和食零を構えているのは店主の大窪直樹さん。夫婦で営むこのお店は今年で7年目になる。和をベースにした創作料理と美酒が楽しめる。

お店で出す商品のこだわりはボリューム感だという。おなか一杯になって帰っていただきたいというコンセプトがあるそうで、2人前のコースでも2合のご飯が出てるそうだ。ただ食べきれなかった料理は持って帰ることもできるので、気兼ねなく料理を味わってほしいという。

人気のブルーチーズの茶碗蒸しなど個性的な料理もあり、和食が軸ながら様々な料理が楽しめるのも特徴だ。直樹さんは、お客さんには変に気を張ることなく過ごしてほしいと話していた。そんなカジュアルな和食の雰囲気に惹かれて遠くから利用するお客さんも多いという。

あったかい人たちに囲まれて。

次に、この町でやっていていいなと思うことを尋ねた。「人があったかいですね。地元で、横のつながりが強いような感じがあって。桜祭りや、サマーフェスティバルなどのイベントや祭事事があってみんなで盛り上がれる。」と話してくれた。お店の近くが休憩場になっているため、御神輿の担ぎ手の方に休憩のお食事振舞ったりすることもあるそうだ。そうすると最後に縁をもんでくれたという。それを見るために来るお客様もいるそうだ。そのように地域一体となって盛り上がれるのは楽しいし、お店側にも励みになっているという。行事ではテイクアウトでも販売するなど、地元の人との交流を大切にしている。

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みんなの笑顔と料理。

幼い頃に1993年からフジテレビで放送されていた「料理の鉄人」を見たことがきっかけで料理に興味を持ち、その時から和食になんとなく惹かれるものがあったという。なぜ小さなころからの夢をずっと思い続けられたのか聞いたところ「多分料理するのが好きなんでしょうね。」と話してくれた。

また、人を喜ばせるのも好きで、常連のお客さんにいたずらをすることもあるらしい。初めてお店にお客さんにも茶碗蒸しの器の中にゆで卵を入れたり、お通しで一人だけうまい棒にしたりして会話のきっかけを作っているそうだ。和食の堅いイメージを食からだけでなく、雰囲気からもカジュアルに楽しんでもらえるようにしている。

休みの日でも、人のため。

「道の駅」が好きだそうで、休日は夫婦2人で道の駅に行き、新鮮な野菜となどを買ってくるという。よく行く千葉の方にはまだ台風15号の影響でブルーシートが残っているところもあるそうだ。そのため、現地に足を運びお金を落とすことで少しでも早く復興してくれればと話していた。

さらに、実は既に120回以上献血をしているほどの献血マニア。昨年は2週間に一度献血行っていたそうだ。献血にはまったきっかけは両親がやってたからだそうで、高校1年生からやっているという。献血に行くとポイントが貯まり、貯まったポイントでグッズと交換できるそうだ。休日にも復興や献血など誰かのために活動しているところに直樹さんの人柄が見えるように感じた。

そんな優しさや温かさ、人当たりの良さがあふれる創作和食零に、ぜひ足を運んでみてください。

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『創作和食 零(ゼロ)』
大田区仲六郷 2-12-7 ゲストハウス代田102
03-6424-8949
ランチ11:30~14:00(予約制)/  ディナー17:00~23:00
月曜定休

「夫婦経営の温かな空間で創作和食をお召し上がり下さい 。
2017 年度の「OTA! いちおしグルメ」こだわり部門にも当店が選出されました。
土鍋で炊き上げる 鯛めしや、ブルーチーズを使った茶碗蒸しが当店の人気商品です。

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