心も癒してくれる「キュアサロン ムッシュ」（梅屋敷梅交会協同組合）

髪だけでなく心も体も。

梅屋敷商店街の通りから1本外れた横道を少し歩いていくとそこに佇むのは11年続くキュアサロン。外装だけでなく内装もお洒落で、店外にはたくさんの緑があり、髪だけでなく心も癒してくれる。「ここに来てくれたら、髪だけでなく、心の疲れもカットしたい。サロンではなく、キュアサロンだからね」と店主の慶三さんは笑いながら教えてくれた。

キュアサロン ムッシュのポリシーは、美しさの基本は「健康な髪、健康な素肌」にあると言う考え方だ。どんなに素敵にスタイリングされた髪も、髪が健康でなければ本当の美しさにならない。素敵にメイクアップできても、素肌が美しくなければ魅力は半減してしまう。食から整える健康、心の健康から来る美しさなど様々な角度から「美」の提案しているお店だ。

美に関する事ならなんでもやりたい。

美容に関わるサービスであれば、カット以外も積極的に行っているという。あるお客さんが、結婚式前にアメイクをして欲しいとの要望から始まったウェディングプロデュースは、10年以上行なっている。

今では、レストランウェディング全般において、ヘアメイクはもちろん、ドレス、お花、カメラマン、レストランの手配まで多岐にわたり行なっているそうだ。これが、美容室ではできないキュアサロンの強みなのだろう。

ちなみに、取材した当時、店頭には「にしん昆布巻き」が置いてあった。なぜ置いてあるのか尋ねてみたところ、「古いものを広めていきたい。古くからあるものは体に良いものが多くて。食べることで体の内側からくる美しさを広めたい」と言っていた。

また、この「にしん昆布巻」は同じ大田区内である羽田で100年以上続く佃煮屋さんのものだ。そこに地元へ愛も感じた。

慶三さんに、なぜ美容師を目指したのか伺った。「きっかけは、スナックのママにお勧めされたことです。ヘアメイクさんになりたくて、髪を切るだけでなくメイクができるお店を探したらここがそうだったから。今はメイクではなくて美容師になってますけど（笑）」と教えてくれた。

もともと、メイクをしている女性を見るのが好きだったという。そのためメイクのことや、スキンケアに良いものに関しての知識があり、お客さんがスキンケアで悩んでいそうなときは、食から改善を図れるように相談に乗ることもあるそうだ。

オーガニックレストランがお店の近くにあり、慶三さん自身も行くだけでなく、お客さんにもおススメしているという。また、その繋がりからオーガニックレストランとコラボするなど、美に対することには抜かりがない。

髪の毛だけでなく、体の内側から綺麗になりたい人は是非足を運んでみてほしい。

『キュアサロン ムッシュ』
大田区蒲田2-7-10
03-6696-5694
10:00〜19:00
火曜と第3火曜日に並ぶ水曜日がお休みです。

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