対話の時間in庭文庫
どんな生き方、暮らし方をしたいんだろう。
独身だったり、ワーママだったり、専業主婦だったり、好きなことを仕事にしていたり・・・立場が色々な女性が、自分を見つめなおす時間に立ち会いました。
岐阜県恵那市笠置町の古本屋庭文庫で開催された、
『子育てしながら、やりたいことを仕事にしている平野馨生里さんとしゃべる会』のファシリテーションをさせていただきました。
石徹白洋品店の平野馨生里ちゃんは、郡上市で(距離はかなりあったけれど)子育てをスタートした仲間。そして彼女の想いに衝撃を受け熱烈に応援している。とにかく大好きな人。
石徹白へ移住して、ほんとに山ん中で服屋さんを始めるという、
普通じゃない考え方とか、服に対する想いとか、
彼女の半生を語ってもらう会、でもよかったのかもしれない。
けど、打ち合わせの時『座談会』という言葉が出て、
一方通行じゃない、相互的な場にしたくなりました。
『私』を意識して、『私はどうしたいの?』と問う、
そして、伝える。
他者の想いを聴く。
その時の『私の気持ちの動き』に寄り添う。
ずっとファシリテーションには苦手意識があり、今日もド緊張。
けど、
庭文庫のみきちゃんや馨生里ちゃん、参加者の皆さん、会場、
全ての空気感が良かったのか、とてもとても心地よい2時間でした。
『理想の暮らし方』には、正解も間違いもない。
はじめましての人の前で正直に自分の想いを話すって、
結構ハードルが高かったかもしれない。
自分との対話、仲間との対話、
非日常を体験した参加者の皆さんは、とても清々しい表情でした。
『子育てをしながら、自分の好きなことを仕事にしている人』がすごい?
『専業主婦だから…』と謙遜する?
それって、思い込みなんだろうな。
みきちゃんが、
「お母さんたち、いつも頑張ってるんですね!!子育てしてるってだけですごい」って何度も言った。
『普通』と思われがちな母親の事を、
イケイケの庭文庫の店主が「すごい、すごい」と言っていることに、
とても勇気をもらったというか、
「私なんて…」と思っているお母さんたちに、教えてあげたい!!!
今回は、自分に集中するために「子どもNG」での開催でした。
子どもと離れて、自分の時間を持って、
自分の心に向き合った結果、
『家族の時間を大事にしたい』
『子どもと思いっきり遊ぶ時間を作りたい』
『今は、自分の優先順位が低いだけと思えてスッキリした』
『パートナーと自分を尊重しあえるように物事を決めていけるの楽しみ』
などの声がありました。
途中、『不安があって』という声がたくさん出てきたのですが、
今回の対話を経て、自分の中から方向性が見えてきた方が多かったのかな?という感じがありました。いかがだったでしょうか?
こなす事に必死な毎日の中で、
たまにでいい、
今日のような時間を共有したいなと思いました。
ご一緒できた皆様、ありがとうございました。
明日からも、頑張っていきましょうね。
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