十四字詩 泡

また吠えられた玄関の犬

春風と言われても冷たい

春は冷たしバッハ流れる

春の雪落ちるまでの思考

新聞記者は好きではない

サバ缶開ける春月でた

落ちた椿に雪積もりゆく

雲の隙間に青い夜です

ぷくり泡吹き蜆みる夢

#十四字詩 #自由律俳句

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